あらすじ
一日で150万PVを記録!
「東洋経済オンライン」で大反響の子育て記事を書籍化
□ゲームのやりすぎで、日常生活にしわ寄せがきている
□何も言わず見守っていたら、ますますスマホ漬けに
□勉強に身が入らず、やる気がない状態が続いている
□学校で習ったはずの問題が解けなくなっている
□成績が下がってきているのに、本人に危機感がない
たとえば、こんなことが原因で、毎日怒鳴っては反発される、
口げんかばかりの毎日…、ということはありませんか?
毎日叱り続けても状況が変わらないということは、
「叱り続ける」というアプローチが違っている可能性があります。
本書は、日々の喧噪の中で、つい忘れてしまいがちな「5つの原則」
【第1原則】自分とまったく同じ価値観の人はいない
【第2原則】強制されたことは、やらない。
やったとしても、形だけになる
【第3原則】人間には、最低3つの長所がある
【第4原則】親は成長が止まっているが、子どもは成長している
【第5原則】まず、「諭す」。「怒る」「叱る」は非常時のみ
をもとに、子どもを叱り続けることなく、ぐんぐん伸ばし続けることのできるアプローチをご紹介していきます。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
叱ることで期待通りの結果になっていればよいが、そうではない。悪化していることすらある。
各家庭で個々のパーソナリティーは異なるため、ある家庭では効果的な方法でも別の家庭では上手くいかないこともある。しかしいくつかの原則はある、と著者は言う。
以下、備忘録。
【第一原則】自分と全く同じ価値観の人はいない(例え親子であっても)
【第二原則】強制されたことはやらない(面従腹背)
【第三原則】人間には最低3つの長所がある(親の笑顔が子供にとっての太陽)
【第四原則】親は成長が止まっているが、子どもは成長している
【第五原則】まず諭す。叱る、怒るは非常時のみ。
・勉強に対して、「指示」「強制」「暗示」はしない
・ゲームについてのルールがあり、そのルールが守れない時のペナルティがあり、そのペナルティを必ず実行している
・自分で決めたルールを紙に書かせて家族がよく見えるところに貼っておく(誓いを立てたことになる)
・続けたいこと(例えば勉強)や、止めたいこと(例えば勉強しなさいと言わない)を手帳やスマホに見える化する。
Posted by ブクログ
妙にスラスラ読めてしまう本。
結局は、子供にとって良い環境を与えてあげるのが大切なんだと思う。その良い環境とは、子供が自ら進んで活動できる環境である。だから、「勉強しなさい!」のような声かけはNGなのであり、自然と学びたくなる環境が大事。その時に、こちらが色々としすぎるのも問題で、「親が何をすべきか」よりも、「親が何をすべきではないか」をしっかりと捉えていることが大切になる。
また、勉強を全くしないような子でも、その子が好きなことを突き詰めていける環境を作ってあげることで、おのずと勉強の必要性を感じてくるようになる。その状況にもっていけるかどうかが非常に重要なのだと思う。