【感想・ネタバレ】SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。のレビュー

あらすじ

●世界最強のブランドはいかにして生まれたか?
●創業者が自ら語る、ナイキの創業秘話!
●日本がナイキを創り、日本がナイキを救った!?
日本とナイキの意外な深いつながり!
●全米熱狂! 絶賛の声続々!
●待望の翻訳、ついに刊行!

父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える
売上げ300億ドルの会社を創り上げた男が、ビジネスと人生のすべてを語る!

1962年晩秋、24歳のあるアメリカ人が日本に降り立った。
彼の名はフィル・ナイト。のちに世界最強のブランドの一つとなる、
ナイキの創業経営者だ。

オニツカという会社がつくるシューズ「タイガー」に惚れ込んでいた彼は、
神戸にあるオニツカのオフィスを訪れ、役員たちに売り込みをする。

自分に、タイガーをアメリカで売らせてほしいと。

スタンフォード大MBA卒のエリートでありながら、なぜあえて靴のビジネスを選んだのか?
しかもかつての敵国、日本の企業と組んでまで。

「日本のシューズをアメリカで売る」。

馬鹿げたアイディアにとりつかれた男の
人生を賭けた挑戦が、このとき始まった!

●著名人も絶賛!

ビル・ゲイツ称賛!
2016年おすすめの5冊に選出!

成功するビジネスのありようを、誠実に思い起こさせてくれる。
それは混沌と混乱に満ちた危険な旅であり、誤りと闘いと犠牲が常につきまとう。
ここまで赤裸々に自身の歩んだ道を語るCEOなど、ほとんどいないだろう。
フィル・ナイトが読者に何かを教えようとしたとは思えないが、
読者はすばらしい学びを得るはずだ。
彼はできうる限り正直に人生を語っている。驚愕の物語だ。
(マイクロソフト創業者)

2016年の最高の本。フィル・ナイトは天性のストーリー・テラーだ。
――ウォーレン・バフェット(伝説の投資家)

率直で、ユーモアがあり、スリルもあって文学的なこの本は、スポーツを愛する人、
そして伝記を愛するすべての人のための本だ。
――アンドレ・アガシ(元プロテニス・プレーヤー。ゴールデンスラム達成者)

ありえない夢を追いかけるすべての人への啓示。
――マイケル・スペンス(ノーベル賞受賞経済学者)

アントレプレナーシップについて読んだ本のなかで、最高の一冊。
――ファリード・ザカリア(ジャーナリスト)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今や誰もが知るNIKEの創業者(フィル・ナイト)の立ち上げから株式上場までを描いた作品。

NIKEの誕生は日本のある靴メーカーが密接に関係していることを知る人は少ないのではないだろうか。
本書を通じて改めて、日本のモノ作りは素晴らしいと誇らしく思う。
創業者であるフィル・ナイト氏がどんなことがあっても諦めず、人生を切り開いていく様子が描かれた本書は本のボリュームを感じさせないくらいアツいものがある。
ぜひ、手にとって欲しい一冊。

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2024年07月05日

ネタバレ

ナイキも悪よのう~

言わずと知れたナイキ創業者の自伝だが、
日本人や日本企業が大いに其れに関わっていたというのは、一部の日本人しか知らないだろうな。
昔からのスポーツシューズマニアなので、
その話しは知ってはいたが、此処まで濃密な関係にあったのかと読後に感嘆した。
色んなエピソードが綴られているが、オニツカタイガーを利用、利用されての急成長。
かえってナイキ側の方が騙した、盗んだ事が多かっただろうな。
オニツカの登場人物はやや冷徹に描き、資金面でバックアップした日商岩井は、ヒーロー的に描き過ぎな面が否めない。
まあ、ナイキ共同創業者フィル・ナイトの自伝だからしょうがないが、オニツカタイガー側の文献も是非見てみたいものです。
でも、ストーリー的には大変面白い作品だった。ただ訳が悪いのか書き手が悪いのか、文章表現的に??の部分が少なからずあったな。

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2019年04月02日

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