【感想・ネタバレ】人間の顔は食べづらいのレビュー

あらすじ

「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて――。異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!? 横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化!
文庫特別書き下ろし掌編に加え、道尾秀介の解説も収録。

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Posted by ブクログ

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柴田和志…プラナリアセンター勤務の男
河内ゐのり…風俗嬢。

食用クローン人間を生産する工場で働く主人公は、とある生首をめぐって事件に巻き込まれていく。

そもそもの設定がおぞましすぎる。面白かった。結構ど定番なトリックだけど、三重くらいになってることで気づききれなかった。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2026.05.09 (土)
やばいめちゃくちゃおもしろかった…!!!!!!これデビュー作らしいマジ……???徹頭徹尾サビ!!!何これ……!!!おもろい……!!!なんかすっっごい読みやすかった…!語り手もコロコロ変わるんだけど、読みやっすい……!終わり方まで綺麗…!ずっと皮肉効いてるこういうのだいすき……!!(興奮したまま書いてる……)これが小説読んでてよかったと思う瞬間……!!!これ映像化は無理やろ……映像だと思わず目を背けたくなっちゃうような描写も本ならではの咀嚼ができてよかった……

当方女ですが、女性にはかなりバイオレンスな描写が多々あったので読める人はかなり少数だと思う……フィクションだと割り切れればかなりおもろいし(軽視ではなく)わたしはすき

金髪由島くん結構すきだったぞーーーーあそこはマジで信じたくなくて生きてないか望みはないか反芻してた 内蔵出たまま和志助ける三紀男なんなん…ヒーローか…?笑った直後もしんどかった温度差でしぬ(文庫特別書き下ろし掌編 由島三紀男も結末普通に声出た書き下ろしありがてぇ)

「儀式」とか四つ折りの脅迫状とか河内ゐのりの本名が頑なに遮られる所とか……というか、最初のラブホテルでは煙草吸ってるのにその後の描写は煙草に加えて火事の煙にもむせてる所とか……!読んだあとならめちゃくちゃ分かるのに脳のリソースそこに割けてなかった…!!てかほんとに303頁の煙草の件、頭バチーーンってなった(笑)
めちゃくちゃ推理まみれでこんだけ推理展開されてたら、いつもならついていけないとこあるはずなのに1冊まるっと分かる…分かるぞ…!とドーパミンドバドバだった…ずっと興奮してた……
チャー坊が「儀式」と口にした途端パチーーーンとこれはクローン富士山もいるのでは…と薄々勘づいたけど遅すぎた……クローンらは遥か先にいた……読み終わったあとだと、よりチャー坊がえらく賢しく魅力的なキャラクターに見えた

解説の道尾さんにも概ね同感だった。おもろかったのは※まだ触れません。 ※少し触れます。 ※触れます。 の三拍子(笑)触れていく度にうんうんと首もげそうになるほど同感でした。単行本化をプッシュしてくれてありがとうの意です。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが気になり、読んでみました。
「そして誰も死ななかった」と同じく、設定が個性的で印象に残りました。「人間の顔は食べづらい」は、読みながらそわそわしてしまう世界です。技術的にはそのうち可能な域に達する気がするので、いつかこのような世界になるかもしれませんね。少しゾッとします。ですが、人間にとって動物性のたんぱく質は必要なので・・・とても絶妙な設定ですね。
事件の方は、途中でなんとなくトリックは分かりましたが、事の真相は思ったより深くで繋がっていて面白かったです。

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者デビュー作にして最高峰
多重推理×エンタメ×倫理観の欠如×やられたミステリ

主人公が人間を飼って虐待しがち
意味ありげなネーミングをしがち

臼井智之ワールドが押し込められた、(好きな人には)傑作
「げぼ」は未だでません

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

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食用クローン人間が育てられている日本を舞台としたエログロ系特殊設定ミステリ。かなりクセの強い世界観やキャラ、エグい描写(これでも他作品に比べればまだマシな方らしい)も相まって、めちゃくちゃ人を選ぶ作品ですが、ロジカルな推理合戦は圧巻の一言。
後半で明かされるクローンを用いた二人一役の叙述トリックは後で読み返すと、しっかりヒントもあって、全然気づかんかったので少しくやしいw
あと、こいつ探偵役で活躍するんやろなぁって思った由島三紀夫がアッサリ退場したのは少し笑ってしまった

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

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面白かった。デビュー作から世界観は確立されて完璧に出来上がっていることに驚いた。
クローン人間を食べるという設定が設定だけに先が読めず、これからどうなるんだろうというワクワク感が増した。なんでもありだけれど話に筋は通っていて、きちんと納得させてくれるところが良い。グロ要素は他作品に比べて少なめに感じたが、慣れてしまっただけかもしれない。
柴田和志と河内ゐのりの2人が交互に話を進めていて、最後まで中心人物はこの2人だけなのか?と途中で疑問に思ったが、実際は4人だったというわけだ。話に出てくる2人はどちらの和志でどちらのゐのりなのか、読み直して確認してしまった。
チャー坊改めレイのことも、風俗嬢のゐのりのことも、気づけば好きになっていた。この2人のおかげでラストがなんだかカッコいい。また別の作品で活躍する日が来たらいいのになと思う。

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2025年06月09日

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多重解決の推理の手がかりがすべて多重解決するためだけに用意されたものだった、という、それが許されたらなんでもありじゃん!という多重解決界の掟破りな本作。だいぶ邪道だが、新しいかもしれない。
メインの動機自体は、死んだと思っていたクローンが実は犯人で成り代わりを目指していたというオーソドックスなもの(バールストン先行法と言うらしい。最近知った)。クローンが合法に製造されているという特殊設定ならではの仕掛けではあるが、「自分自身のクローンを食する世界」である必要性はあまり感じられず、もっとカニバリズムありきのトリックであればより良かったかもしれない。

クローンチームの3人が、白井智之作品には珍しく品行方正で心の清い人物だったので読後感が清々しく、逆に「え、こんなに読後感さっぱりでいいの?」と戸惑ってしまった。
いいんだよ。

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2025年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
グロテスクなのとか設定が恐ろしいのはこの作者の作品では避けては通れないとして、それでも面白かった。クローンなんてミステリに登場させるには怪しすぎる存在が大っぴらになっているのに、騙されたし真相聞いてうわ〜やられた〜ってなったのはまだまだ修行が足りない感あった。タバコとか気付いて然るべき。チャー坊の話し方が可愛くて唯一の癒しだった。

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2024年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

設定はおもしろかった
食用人間が作られている世界での推理小説。

主人公とヒロインがそれぞれ二人いたとは…

ラストは主人公のクローンが本体を陥れて、世に出てきた他のクローン数人と革命を起こそうとして終わり。読後感はさっぱり。

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2026年05月04日

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