【感想・ネタバレ】孤拳伝(四) 新装版のレビュー

あらすじ

宗陵元との深夜の死闘を演じた朝丘剛は、熱も冷めやらぬまま神戸を後にする。劉栄徳、由佐肇――二人の達人を破るべく武者修行を続ける剛。漂泊の星の下に生まれた男に安住の地はない。岡山に美作竹上流の本拠を訪ねた剛は鉢須賀了太に出くわす。偶然の再会にライバルたちの血は滾る。『修拳会館』で心の技を磨いた鉢須賀に道場破り同然の試合を申し込む剛。かつて闇試合で激闘を繰り広げた二人に決戦の幕が切って落とされた! 〈解説〉吉野 仁

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も三巻と同様、蜂須賀の「覚醒」ぶりにシビれまくり。以前はまさに修羅や鬼のような男だったのに、今や菩薩のような印象すら受けます。

対する剛は過去の蜂須賀そのもので、二人が相対する場面では、気づけば人間としても武道家としても成長した蜂須賀の方に肩入れして読んでいました。

その理由はおそらく、天才肌の剛よりもより苦悩し、悩んでいるように見えた蜂須賀の方に同情や共感したからなのかと思います。

ただ、剛の方も蜂須賀に敗れ、ようやく「本当の強さ」に気づき始めるので、最終巻に剛がどのように変化・進化するのかを楽しみに待ちたいと思います。

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2018年02月13日

Posted by ブクログ

相変わらず戦ってるんだけど、武道の本質みたいな話になってきてなんかかっこよくなってきたぞ、これは。
今回の萌えポイントとしては、苦悩する松原くんであり、堕落する組長であり、初体験を済ます剛くんであり、要するに女の子絡みの話になってきて、やっぱ武道家と言っても結局色仕掛けには負けるわよ、ハニートラップこそ最強、って結論だわよ。
後は横浜中華街でも、しっかりと美味しいのを出してくれる店が分かると良いなぁ。
華僑の大物がバックについてる店を探すか。って探せんよ。

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2019年11月21日

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