【感想・ネタバレ】孤拳伝(二) 新装版のレビュー

あらすじ

母の仇を討ち、ようやく横浜に戻った朝丘剛は、マリアが消えたことに大きなショックを受ける。飯場で無為な日々を送る剛に声をかけたのは、またしても松任組の組員だった……。異形の強者たちが集まる「闇試合」。松任組が仕切る、秘密の格闘技興行への誘いに乗った剛は、賭け金の舞う流血の真剣勝負に挑む。勝つために非情に徹し、邪拳の様相を帯びる剛の拳。その前に立ちふさがった男とは!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ


全5巻となっているわけで、そうなると2、3巻は一般的に最悪なところにいるはずで、というわけで今回はダークサイドに堕ちていく感じだった。
多分4巻あたりで再びまっとうになって、5巻あたりでラスボスと戦うのかな。
それじゃありきたりか。
というわわけで今回もボコスカと戦っているだけっちゃあだけなんだけど、まぁその単純さゆえにけっこう読める。というか読みやすいのかな?ジャンプの漫画的な。
というわけで次も気になるわけですよ。

0
2019年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一巻ですっかり魅せられてしまった格闘小説の第二巻。前作と変わらずテンポの良い文章で、小説を読んでいるというより、良い意味で漫画を読んでいる感覚で楽しめました。

ただ、この巻はバトル一辺倒でやや単調な印象。もう少し変化やバリエーションに富んだ展開が欲しかったかも。

そういう点では剛の話より、マリアへの想いで揺れ動く松原と、もしかしたら最強?と思いきやこれまでに信じてきた武道観(人生観?)が脆くも崩れ去ってしまった蜂須賀の話は、とても興味深く感じられました。

続く三巻以降で(「強さ」に捕らわれてしまった剛や、端役かもですが“漢”前な緋田も含めて)彼らがどうなるかが気になるところ。

0
2017年10月12日

「小説」ランキング