あらすじ
挙式寸前の事故で記憶を失い、夫になるはずだった王子、ルーファスに忘れられてしまったカレン。身を引こうとするが彼は許さず、そのまま結婚を断行してカレンを抱く。「俺に触れられるときみの体はすぐに甘く濡れてくるね」カレンを悦楽に導きながらもどこか冷たいルーファス。けれど言動の端々に以前の彼の面影を見だすカレンは彼を慕う気持ちを捨て去れない。献身的な彼女の愛情にルーファスの心もいつしか変化を見せ始め…。
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良かったです
記憶喪失のお話が好きで購入しました。記憶を失くしたヒーローが自分自身に嫉妬するほどヒロインを愛するところや記憶が戻った後の甘いヒーローもとってもよかったです。ヒロインも頑張り屋さんで純真無垢なところが良かったです。
素敵な物語
記憶喪失モノといえば「なぜ、私のことを忘れてしまったの?」と悲嘆にくれ、最初は思い出させようと躍起になる…が常套だと思っていたのに、カレンときたら、記憶喪失と知れたら、記憶がないルーファスを愛し始める。記憶があってもなくても彼は彼と。
もちろん、過去の思い出を共有出来ない寂しさや悲しさ、記憶がないことの不安も不満も葛藤もあるのだけれど、また、人格も誤差の範囲であることに戸惑いながらも、愛情を一心に向けるひたむきさに好感を持ちました。
面白かったです。
ただ、記憶のないルーファスがなぜカレンの中で達したなかったのか…その思いがしれなかったのが心残りかな。
ハッピーエンドになって幸せな気持ちで読了できて、読んで良かったな、と思った作品でした。
あと、カレンの肖像画の所在やらなんやらも気になるー!!
多少消化不良(笑)
記憶喪失の夫を支えるけなげな妻
Cielさんの絵が素敵でした。
記憶喪失の夫をけなげに支える新妻がかわいいらしい。
新妻が小国とは言え、王女なのに性格がいい。
悪役は出てこないので、「上手く(幸せに)いきますように」っと思いながら素直に読める作品です。
キレイなお話
戦や陰謀に巻き込まれる騒動はないけど、記憶を無くしてからの登場人物達の心の描写が丁寧に書かれている。その流れに沿って切なくなったり、モヤモヤしたり楽しく読めました。
健気な妻
身分差からなかなか王子の求婚を受けなかったヒロインがようやく結婚を決意した矢先の王子の記憶喪失。
記憶の無い王子が辛くあたっても健気なヒロインの懸命な態度に王子も心動かされます。
ヒロインの想いが通じて良かった。
見た目の麗しさとは違って、なかなかの腹黒王子ですが、欲を言えば最初に王子がヒロインに心奪われるいきさつをもっとじっくり買いて欲しかったかな。
健気なヒロイン
記憶を無くした皮肉やなヒーローと、彼を献身的に支えるヒロイン。ヒーローが記憶を無くしても、何度でもヒロインを好きになるという設定は胸キュンものです。数年後の子供が産まれてからもラブラブな2人が素敵💕