【感想・ネタバレ】いとの森の家のレビュー

あらすじ

福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

都会から田舎に引っ越してきたかなちゃんが主人公です。最初は道にカエルの轢死体が一面に敷き詰められていて、保健室に行くことになってしまいました。かなちゃんが引っ越してきたクラスではオケラ遊びが流行っていました。クラスメイトのオケラが逃げてしまったことや、かなちゃんの家の近くに住んでいるおハルさんが死刑囚の人に会いに行っていることを通して命の大切さ、平和の大切さを教えてくれるお話だと思いました。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*都会から小さな村に引っ越してきた加奈子は、不思議なおばあさん・おハルさんとの出会いを通し命について考えはじめる。福岡・糸島の豊かな自然の中で、成長していく少女の姿が瑞々しく描かれた物語*

四季折々の田舎の暮らし、手作りの給食、オケラやホタル、雪だるま…懐かしい、昔よき時代の風景。本当の贅沢。あたたかな世界が広がります。そんな中、死刑囚と交流を持つおハルさんの存在が違和感なく描かれ、子どもたちそれぞれが一生懸命に考えて答えを出す様が良かった。正解はない。けれど、一生懸命考えることが大事だと思う今日この頃。

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2019年05月09日

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