あらすじ
福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。
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Posted by ブクログ
都会から田舎に引っ越してきたかなちゃんが主人公です。最初は道にカエルの轢死体が一面に敷き詰められていて、保健室に行くことになってしまいました。かなちゃんが引っ越してきたクラスではオケラ遊びが流行っていました。クラスメイトのオケラが逃げてしまったことや、かなちゃんの家の近くに住んでいるおハルさんが死刑囚の人に会いに行っていることを通して命の大切さ、平和の大切さを教えてくれるお話だと思いました。