【感想・ネタバレ】思想の中の数学的構造のレビュー

あらすじ

レヴィ=ストロースが“発見”した親族の基本構造は、まさに現代数学の「群論」そのものであった。それは20世紀の構造主義が、ヨーロッパの正統の流れを、すなわち古代ギリシアにおける思弁と数学の幸福な結合を、現代に“再発見”したことを意味した。そこから見えてくるものは何か。プラトンのイデア数、ライプニッツの予定調和説、カントの認識論、ヘーゲルの解析学/歴史観、ニーチェやオルテガの遠近法主義、フッサールの現象学、さらに、中国周代の易に見る二進法、孟子における階級と関数概念など、精緻な数学的アプローチと該博な知見から生みだされた、ユニークな比較思想史的論考。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これはすごい本だ。数学と哲学の繋がりについて記述してある。

外延ー内延の引き起こすパラドクスについて。

なかなか面白い本だった。
個人的には数字の差別に対する紛糾が主体的すぎて可愛かった。

何度も読み直したい本。

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2014年12月31日

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