【感想・ネタバレ】「他人」の壁のレビュー

あらすじ

●「話せばわかる」は、やはり大ウソ!
「自分」と「自分以外の存在」を正しく認識できれば
世間や物事の見方は180度変わりだす!

なぜ、相手は自分をなかなか理解してくれないと思ってしまうのか?
なぜ、いつもあの人には話が通じないと思ってしまうのか?
なぜ、悩みや不安はいつまでたっても消えないのか?
なぜ、都合の悪いことは無意識でシャットアウトしてしまうのか?
なぜ、「本当の自分」があると思い込んでしまうのか……

「自分」にとらわれることで他人や環境を正しく理解できず、
かえって自分の認識をも妨げ、
物事の本質の理解から遠のいているのが根底にあるのである。
いわば理解の「壁」が存在し邪魔しているのである。

かつて『バカの壁』(400万部)で一世を風靡した脳科学者の養老孟司氏と、
心理学の専門家でありタレントとしても注目されている名越康文氏が、
人生、脳、仕事、世間、老若男女、死、宗教、AI、脱グローバリズムなどのテーマから
「自分」を超え、相手や周囲に「気づく」ことで物事の本質を極め
読者の方が思考の新たな次元が見えてくるようになるユニークな対談本。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

脳や心理に長けた人気者のおふたりが口を揃えて言う。

「他人なんて分からないもの。無理に分かろうとしないで、ただ、ぶつからなければいい」

大変参考になりました。
養老さんが好き放題言って、名越さんが上手に回収するという感じの対談集でした。
後半は仏教よりのお話が多かったです。
「自分の中で芽生えた違和を無理矢理にそういうもんだ、と納得させるのではなく、違和感を持ったまま人生を過ごしていく」というのは難しいけどやっていこう、と思いました。

0
2018年06月03日

「学術・語学」ランキング