【感想・ネタバレ】限りなく黒に近いグレーな心理術のレビュー

あらすじ

思いのままに動かしたのに感謝されちゃう!なぜか人気の繁盛店、百戦錬磨のビジネスマン、悪女・ダメ男、詐欺師、SNS、話のうまい人、隣のあの人…知らず知らずダマされる、なぜか相手の思い通りに行動してしまう。それは相手の仕掛けに気づかないうちにハマっているから。本書は、後で後悔しないためにも知っておきたい、うまい人がやってる「グレーな手口」を日本唯一のメンタリストDaiGoが解き明かす一冊。もちろんこちらから仕掛ける応用テクニックもたっぷり収録!SCENE1消費*なぜか人気の繁盛店の仕掛けSCENE2仕事*百戦錬磨のビジネスマンの戦略SCENE3男女関係*いいコのフリした悪女の手口SCENE4集団*大入り満席のセミナーの秘密SCENE5欲望*弱みにつけこむ詐欺師の罠SCENE6自分*うまくいかないあなたの理由

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購入済み

コミュニケーションのプロ

この本を読むことで、コミュニケーションのプロへの一歩を踏み出せるのではと感じた。
なぜならば、人が陥りやすい罠とその対処法がほぼ全て網羅されているからだ。
日常でおこるできごとのほとんど全ては、この本に書いてある原則にあてはまる。
自身の営業や、普段の会話で役に立つ本だった。
おすすめ。

1
2017年09月15日

Posted by ブクログ

よくありそうなシチュエーションのショートストーリーから始まり、その後にストーリーの中で使われていたメンタリズム、心理テクニックの解説が行われています。この繰り返すが約10本ぐらいあります。このストーリーが割と普段遭遇しそうなものが多く、「これは過去にうまく心理操作されていたのかも・・」と感じたり、心理テクニックが非常に身近に感じられた。まえがきで、ショートストーリーの代表の聖書が人々の心を動かし続けているのに倣い、このような本の構成にチャレンジしてみたと書かれてましたが、大成功だったんじゃないかと思います。

0
2022年02月20日

購入済み

とてもよかった

日常生活でためになることがたくさんかかれていて
使ってみようと思った
まとめも各章の最後にかかれて読み直しやすかった
1回読んだだけでは全て頭に入らないので
繰り返し読み直して頭に入れようと思った

0
2021年03月20日

Posted by ブクログ

メンタリズムの使われ方を、
ストーリー仕立てで解説してくれる本。
勉強していることもあり知っていることも多かったが、
ものすごく読みやすく分かりやすかったです。

色んなシーンから、
実はここがそうなんだよって気づきも得られるので、
ある程度勉強してから読んでみると理解が深まると思います。
バイアスとかは確かにそうだなと思うところもありました。

【勉強になったこと】
・人は初めての相手と出会ったとき、無意識のうちに
 約7秒で第一印象を感じ取る。そして、その初対面の
 印象は半年間持続する。

・ゴルディロックス効果
 人は価格帯が3つあったとき、真ん中のものを選ぶ傾向に
 あることを言う。その際の価格帯の設定として、6:4:3が
 最も効果的であり、その場合に特に真ん中のものを選ぶ
 傾向にある。

・ピーク・エンド・セオリー
 人間の記憶は最初と最後に最も影響を受ける。
 伝えたいことは真ん中ではなく最初か最後に持ってくること。

・資料にパーセンテージが出てきたときは、
 その情報の出処、母集団を形成するデータの構成、
 調査がどのタイミング・どこで行われたかを確認すること。
 上記によって、提示側の都合のよいように結果を変えることは可能。

・場が行き詰まったときに打開出来る唯一の策はユーモア。
 会議中に息抜きを織り交ぜることは実は有効な手段。

・人の脳は行動から感情が生まれたのか、感情から行動が
 生まれたのかを判断することは出来ない。

・自己開示の法則
 人は自分に対して内面の弱い部分を見せてくれた相手に、
 心を開く傾向にある。

・人は物事を選択するときに、思っている以上に人や物の
 表面上の印象から強い影響を受けてしまう。

・聞き手が警戒しているときは、早口でまくしてたるほうが
 説得しやすい。

・バフェットでも年間リターンは20%ほど。
 上記より高い利回りを提示された場合は疑うべし。

・負のバイアスから抜け出すには、
  意識的に第三者から意見をもらうこと
  強制的に外圧を受けること
 の2つが効果的。自分でバイアスを変えるのは難しい。
 だからメンターといった存在が重要と言われている。
 なんでも自分一人で決め続けることは出来ない。

・バイアスに関係する様々な内容
 ヒューリスティックス:
  過去の経験や出来事をベースに結論へと至ること
 確証バイアス:
  自分がこうだと思った都合のよい情報のみを集め、
  合致しない情報を無視してしまうこと
 正常性バイアス:
  大きな障害が起きているにもかかわらず、自分は
  まだ大丈夫だと考えてしまうこと
 自己奉仕バイアス:
  成功は自分の力、失敗は相手の責任と考えてしまうこと
 一貫性バイアス:
  目の前にいる人の態度やスタンスが未来永劫変わらない
  ものだと考えてしまうこと
 内集団バイアス:
  自分が所属する集団は素晴らしいと考えてしまうこと

0
2016年11月24日

Posted by ブクログ

メンタリストDaiGoさんの本の中では一番好きです。本書の特徴は、各章の始まりにショートストーリーが掲載されていて、そのショートストーリーをもとに心理学を解説。これがわかりやすい。イメージがつきやすい内容になっています。

0
2015年10月24日

Posted by ブクログ

知っていると知らないのでは、大きく違うと思うことがたくさん!自分が営業活動を行う際にも、とても役立つと思いました。
最後のエピソード12については、知らず知らずのうちに自分も当てはまっているかも。。このエピソードに一番ぐっときました。自分をあきらめないことが大切ですね!

1
2017年02月18日

Posted by ブクログ

【おすすめの人】
なんかいつも流される人
コミュニケーション力・営業力上げたい人

【感想】
ストーリー→使われた心理術の解説→まとめ
の流れで一貫性があり読みやすかった。
ストーリーも日常にありがちなシーンでわかりやすかった。
騙されないようにするポイントも書いてあり、
明日から役立つものだと感じた。

0
2021年04月12日

Posted by ブクログ

早口が効果的なのは、相手に批判的なことを考える隙を与えないから。また早口は聴衆を説得できる効果もある。

心理学の本は読んで消化するのではなく実践を伴って初めて活かせるので、自分は恋愛面に適用していきたい

0
2021年04月10日

Posted by ブクログ

心理学を馬鹿にしていたけど、心理学にまんまと操られていた自分に思わず笑ってしまった。確かな判断基準を自身に備えていないとカモにされる!

0
2020年10月19日

Posted by ブクログ

身の回りでよく使われている心理術を含んだストーリーが多数収録されており、ストーリーを振り返る形で心理術の効果が解説される。
使い方によってはポジティブにもネガティブにもなるものでまさにグレーな心理術である。
大事な決断の時に自分の身を守る、正しい決断をするためにも自分は誘導されていないか考えられる知識があるかないかは大きな差である。
心理術を何かしらで学んだ人にとっては有名な心理術が多いので物足りない内容だと思うが、学んだことのない人にとっては読む価値があるだろう。

0
2020年08月30日

Posted by ブクログ

ストーリーで心理学の知識を教えてくれる斬新な本。ストーリーなら記憶にも残りやすいですし、何より読んでいて面白かったです。
書かれていることは有名な心理効果ばかりなので、ある程度心理学の知識がある方からすると学べるところが少ないかもしれませんが、良い心理学の入門書だと思います。

0
2020年08月22日

Posted by ブクログ

心理学を勉強したことがある人なら誰もが知っている理論や研究結果を使い、ストーリー形式で紹介。
自分の仕事ならこうしてみたらどうだろうなど思考を巡らすのは容易だと思います!
自分が使う上での学びは○。
こういう理論があるのでこうではないかといったエビデンスを探すには基礎的内容なので△だと思います。

0
2020年01月02日

Posted by ブクログ

初対面の印象は半年持続
ゴルディロックス効果 3つあれば真ん中を選びがち 6.4.3の比率が理想
混乱法 迷う状況なら差し出された提案を飲む
クロスセル ついでに買わせる
コントラストの原理 高い、安いの順なら抵抗がなくなる
一貫性の原理 最初に決めたことが本人の心の中で高まっていく
リスクリバーサル リスクを減らし買いやすくする
ローボールテクニック 最初に旨味をわからせ後に有利な状況をつくる
赤は勝負色
ピークエンドセオリー 今回が勝負なら会ってすぐお土産を渡す、次なら別れ際に
ハロー効果 メガネを掛けている人は知的と言ったイメージ
エビングハウスの忘却曲線 20分経つと人の記憶は58パーセントになる
バックトラッキング おうむ返し
ウィンザー効果 本人に聞くより第三者に聞く方が信頼性が高まる
アンカリング効果 特定の行動をすると過去の記憶がフラッシュバック
サンクコスト効果 投資した分だけ見返りを求める
内面に関する印象は2分で決まる
長く付き合わないとわからないはウソ
7秒で感じ2分で定着した印象が半年続く
疑う人には考える時間を与えない
円卓のナプキン理論 誰かがやれば自分もやろうとなる
スプラリミナル知覚 見聞きした情報が実際の行動に影響を与える
重苦しい番組の後ほど人はストレスを感じ、CMが効果的
ウェルテル効果 マイナスがマイナスの事態を呼ぶ
自分から目線を外すと優位に立てる
保有効果 今のものを手放すのが惜しくなる
カリギュラ効果 禁止されるとかえって行為をしたくなる
正常性バイアス 危機的になっても通常と思い込む
自己奉仕バイアス 成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい
カラーバス効果 物事をフィルターを通してみることで自分を守る
セルフハンディキャッピング 自分から言い訳して相手に言わせない

0
2019年09月14日

Posted by ブクログ

・初頭効果
第一印象(7秒から2分)は半年間持続する。
・ゴルディロックス効果
価格帯の選択肢が3つになると中間のものを選びやすいという購買心理の法則。A:B:C=6:4:3、提示順は高価、安価、本命とするのが効果的
→対処:本当にBがほしいのかと問いかける
・返報性の法則
何かをしてもらうとお返しをしないといけないと考える。特に先に与えたほうが強く働く。
→対処:不適切な親切は受け取らない
・単純接触効果
見知らぬ相手には冷淡で攻撃的だが接触回数が増えるほど親近感を覚えていく(接触回数にはメール、Line等も含む)
→対処:親近感と信頼は別物
・混乱法
判断に迷う状況に身を置くと考えるのが面倒になり差し出された答えに賛同しやすくなる。自分に知識が不足している場合ほど専門家からの意見に流されやすくなる。
→対処:その場で決めずにいったん持ち帰り自分で調べる
・社会的証明
周りと同じことをしたいという心理。多くの人が選択しているそれが正しいことのように思ってしまう。
→対処:判断をする際、一拍おいて本当にそうしたいのか問いかける
・クロスセル
一度でも購入を決定してしまうと心理的に無防備になりやすく、そのタイミングで購入した商品と関連性の高いものを提案されると断り切れない
→対処:買うと決めたもの以外は買わない
・コントラストの原理
先に強い刺激を受けていると次にやってくる刺激に対して鈍くなる。金銭の支払いでも最初に買った商品と関連性が高く価格が安いものを勧められると購入してしまう
・一貫性の原理
自分が選んだもの、買おうと決めたもの、買ったものなどの価値が自分の心の中で高まっていく心理
→対処:手にしているものの価値について第三者の意見を聞く
・リスクリバーサル
返品保証、返金保証を示し、お客が商品を買う際に感じる迷いや不安、リスクを売る側が引き受けることで買いやすい環境を作るテクニック
・ローボール・テクニック
最初に旨みのある提案をして承諾させ、一貫性の原理に買い手を乗せてから、徐々に条件を売り手有利に変えていく。
→対処:紙に書き出す、数値化するなど条件を見える化して判断する
・パワー・タイ
色彩には人の心に働きかける力がある。赤はやる気や熱意を示し、見る人の記憶にも残りやすい色。赤のネクタイはパワー・タイと呼ばれ重要な商談やプレゼンに着用するといいとされている。
・ピーク・エンド・セオリー
人間は感情のピークとエンドに差し掛かった出来事に強い影響を受け深く記憶に刻み込む。
→対処:感情を揺さぶられるような非日常的な体験の後に物事を判断しないように心がける
・%を利用した数字のトリック
数字には物事を具体的にしわかりやすくする力がある。その数字にパーセンテージを加えることで説得力が強化される
→対処:%を導き出している根拠の数字、調査方法をチェックする
・理由付け
ヒトの脳は「なので」「だから」という接続詞に強く反応するようにできている。その結果、「なので」「だから」と聞いただけで理由そのものの内容いかんにかかわらず相手を手助けしてたほうがいいと判断する
→対処:理由の正当性について検証する
・権威づけ
人を信用させたいとき、肩書や第三者からの評価といった付加情報をつける手法
→対処:その権威が信じるに足るものかどうか調べる
・ハロー効果
一流大学の卒業生は人格も一流など、目立った表面上の特徴に引っ張られ好印象を抱いてしまう
見た目のいい人、いいものに好印象を抱く。その後の選択や判断に無自覚に影響を与える
景気がよさそうに見せてくる相手は要注意、演出されたもの
→対処:いかにもお金を使っていそうな人、さらに下品な使い方をしている人はお金を持ってないことが多い
・エビングハウスの忘却曲線
人間の記憶は20分間で58%まで失われる。
→対処:復習曲線を駆使することで忘れていく記憶を強化することが可能
・復習曲線
20分に近い段階で復習することで記憶が再び新鮮なものになる。さらに1日後、1週間後、1か月後というタイミングで繰り返し印象付けを行うと、最終的に記憶の落ち込みはほとんどなくなる
・バックトラッキング
オウム返しのように相手が言ったことをそのまま言い返すだけで、相手の潜在意識の中にラポールと呼ばれる親密な感覚をつくりだすテクニック
・ウィンザー効果
自分が耳にした情報に対して、本人から直接聞かされるよりも第三者を介した聞いた話として知るほうがより信憑性を感じて信じる傾向にある
・アイコンタクト
目は心の動きにも大きな影響を与えている。話をしながら相手の目の動きを観察するだけで好き嫌いの傾向を読むことも可能
→対処:感情と連動した目の動きを意識的にコントロールするのはほぼ不可能
・承認欲求
食欲や睡眠欲と同じくらい基本的な欲求
金銭に対してまだまだもっとと求めている人ほど騙されやすい。お金にまつわる承認欲求が強い人ほど派手な見た目になる
→対処:自分が認められたいとばかり考えるのではなく相手を積極的に承認することでバランスをとる。本当に承認欲求が満たされている人は自分を飾るためのお金は使わない
・アンカリング効果
ある条件に基づく記憶や感情をアンカーとして相手の心を動かすテクニック。
・自己開示の法則
自分に対して内面の弱い部分を見せてくれた相手に心を開く傾向がある。その後は自己開示の返報性が働き、相手に対しても心の内面や弱い部分を見せ、親近感が深まる
→対処:意識的に距離を詰めようと自己開示してくる相手には気を付ける
・サンクコスト効果
サンクコスト(埋没費用)とはすでに支払って戻ってこない費用、努力、時間のこと。こうしたサンクコストにこだわり合理的、論理的な判断を下せない状態を作り出すのがサンクコスト効果
→対処:過去と割り切り、今その瞬間の状況から合理的に判断する
・感染理論
人は自分に似た人の考え方、生活習慣に影響されやすい
→対処:レベルの高い人、自分の目標とする人と付き合うとプラスに働く
・権威効果
肩書にさまざまなキーワードを盛り込むことも、一段高い壇上から話し出すことも権威効果の一種。些細な差で相手より優位に立つことができる
・目線
目が合った回数が増えるほど好感を持つ。重要なのは目が合っている時間よりも回数。瞬間的にでも目が合うと相手の気持ちをこちらに引き付けることができる。
・口調
説得の話法として、聞き手が警戒している間ほど早口のほうがよく、心を許して来たら遅くしていくというリズムが効果的。疑っている人間には考える隙を与えず、疑っていない人間には納得する時間を与える
→対処:一気に畳み込まれた時には聞き流す
・質問と同意
質問だけを繰り返されると話しても質問攻めを受けている印象を持つが、合間に同意が入っただけで自尊心が満たされる。しかも更なる同意がほしくなりもっと話したくなる
→対処:初対面なのに自分が気持ちよく話しすぎていると感じたら要注意
・円卓のナプキン理論
右手側を使うか左手側を使うか、誰もが周囲の人たちの行動を観察する中、誰かが最初にどちらかをとると、それ以降の人たちも同じ側を使う。いち早く先手を取ると場の空気をつかむことができる
→対処:場の空気を奪われたくなければ自分が最初に動く人になる
・スブラリミナル知覚
意識しながら見聞きした情報は人に何らかの影響を与える。TV、新聞、ラジオなど
→対処:自分で意識している以上に情報の影響は強いことを自覚する
・恐怖管理
人は恐ろしい情報に触れた後、楽しい情報を与えられると強い影響を受ける。重苦しいニュースの後に流れるコマーシャルには視聴者に対して一種の開放感を与える効果がある
・社会的証明
情報をどう受け止めるかについても社会的証明は影響する。自分がAでないと判断したことについてメディアが繰り返しAだという情報を発信すると徐々にAだったのかと考えを改めてしまう
・ウェルテル効果
有名なタレントが自殺しその内容がセンセーショナルに報じられると、同じ方法を使った自殺が増える。ある手口の犯罪が注目されると模倣犯が増える。マイナスの方向に社会的証明が働くことをウェルテル効果と呼ぶ
・希少性の法則
入手が困難なものほどより価値のあるものだとみなす性質のこと。希少だと知るとほしくなる
→対処:希少性と必要性は別問題
・目線
目を合わせておいて意図的に視線を外すことで交渉のペースを握るというテクニックは初対面の相手ほど効果的。
・ドア・イン・ザ・フェイス
最初に断られる可能性の高い提示をし、相手が断った罪悪感に漬け込み、その直後に受け入れやすい提案を示すことで要求を通すテクニック
・保有効果
自分が現在所有するものに高い価値を感じ、それを手放すことに強い抵抗を感じてしまう心理
→対処:本当に必要かどうか自問自答する
・カリギュラ効果
禁止されるとかえって余計にその行為をやってみたくなる心理のこと
・バイアス
脳が負担やストレスの大きな選択を避け、効率と省エネを重んじる性質
・ヒューリスティックス
過去の経験や出来事をベースに結論へと至る働き。柔軟な対応が取れなくなっている状態。
→対処:きっと今までと同じ、昔はこうだった、と思い始めたら自分の判断を疑ってみる
・確証バイアス
自分の思い込みに合致した情報だけを集め、合致しない情報は無視する傾向
・正常性バイアス
不測の事態がおきたときでもパニックにならないために働くバイアス。強く働きすぎると大きな危険に身をさらしてしまう
→対処:不安や緊張を感じた時には安易に大丈夫と考えず、その原因を探っていく
・自己奉仕バイアス
成功は自分の力、失敗は相手の責任と考えてしまう傾向。失敗によって自分の心を傷つけないようにするために備わっている防御機能の一つ
・一貫性バイアス
目の前にいる人がとっている態度やスタンスが将来に向けても一貫性のあるものだととらえてしまうバイアス
→対処:人の考え方や性格は時を経ることで変わることもあるという認識を持つ
・カラーバス効果
自分の思い込みに関係する情報だけを集めヒューリスティクスやバイアスを強化する働き
・すっぱい葡萄
あこがれていたものの価値を下げることで、自分が傷つかないよう対処する心理
・セルフ・ハンディキャップ
自分が不利な状況にあることを表明したり障害をあらかじめ作るこなど言い訳を用意し、うまくいかなかったときにプライドが傷つくのを避ける防衛機制の一つ
・内集団バイアス
自分が所属している集団は他の集団に比べて有能で価値があると考えるバイアス

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2017年03月18日

Posted by ブクログ

結構ためになる情報が盛り込まれておりました。
賢く生きていくためには、普段何気なくメディアや他人と接触する中で、裏を読むというか、表面では見えない部分を見極める観察眼を鍛える必要はあるのかもと考えさせられました。
つっても常にそんなことを考えながら接触すんのは疲れるんでほどほどにしながら。

心理学おもしろいですね!

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2017年01月07日

Posted by ブクログ

今まで行動心理学の理論を多く書いてある本はたくさん読んだ。
この本はより実践的に、応用面を重視した内容が書かれている。読書でインプットばかりになっている人は、読んでみると頭でっかちにならずに現実に目を向けることができるかも。

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2016年02月25日

Posted by ブクログ

ストーリー形式となっていて、かなり読み易いです。
心理術というよりは、人としてビジネスマンとして備えていた方が良い知識や考え方が散りばめられています。

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2017年01月02日

Posted by ブクログ

ショートストーリー形式で心理学テクニックを説明してくれるので頭に残りやすい。

心理テクニックはシンプルだが、これを自然に実践できるとなると、かなりの練習が必要に思える。

自分も早速理由付けとバックトラッキングを試してみようと思う。

仕掛けの仕組みをしることで、自分が仕掛けられたときに身を守る方法も分かるという意味ではおすすめ。

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2015年06月06日

Posted by ブクログ

初頭効果 
ハロー効果

ゴルディロックス効果
ピーク エンド セオリー

バックトラッキング→ラポール効果
アンカリング効果
スプラリミナル効果
希少性の法則

保有効果

カリギュラ効果

正常性バイアス
ヒューリスティックス

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2023年03月15日

Posted by ブクログ

具体的なエピソード→使われてるテクニック、
という順番で書いてあり読みやすい。
ただし、いろんなテクニックが書かれているので、実生活で少しずつ使いながら自分のものにしていく他なさそう。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

DaiGoさんの本は20冊以上持ってるが、形を変えて同じようなことを伝えてくれている
一つのテクニックが色々な場面で役立つことを改めて感じた

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2021年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初対面の人と会ったとき、無意識のうちに約7秒で第一印象を感じ取る!
そして、その印象は半年間持続すると言われているんだって。

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2021年01月03日

Posted by ブクログ

紹介されているテクニックは、様々な心理学や社会経済学で紹介されているものばかりであったのは否めないが、それを実際に使ったストーリー仕立ての小話が付いていたのは、よく理解出来たので読みやすかった。

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2019年04月12日

Posted by ブクログ

心理学の知識が無くても簡単に読み進められる大衆向けの内容。知識がある人には物足りない。章の終わりに心理効果がまとめられていて、ノートが取りやすい。

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2018年10月30日

Posted by ブクログ

ストーリーで書かれている実社会で活用できる心理学について書かれて本で読みやすかった。ウィンザー効果によって第三者から自分を伝えることをやっていきたいと思った。積み重ねだが、第三者を紹介することは双方にとっても価値のあることだし実践したい。心理学の割と基礎的な理論が多いがわかりやすかった。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

わりとよくある心理術本の焼き直し。そりゃ、心理学的な実験とか研究の成果で新しいものがバンバン出て来ているわけではないから仕方ない。むしろ、ちゃんと実験や研究の成果に基づいて書いているという体裁を維持している点、愚直で好感を持てるくらい。
いくつかの具体的なストーリーに沿って技法の紹介がなされる点では、既存の論点五月雨式の心理術本よりはまとまりがあるのかもしれない。ただし、ストーリーがあまりにありきたりなので、あまり面白みは感じられなかった。
メンタリズムっていかにも怪しげで面白そうな感じだけど、やってることは小さな技法の積み重ねなんだなーとなんとなく推察できる。これまで胡散臭いとしか思っていなかった著者に少し好感を持ったことであるなあ。

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2017年10月04日

Posted by ブクログ

これ結構内容盛りだくさんで、悪くない本だと思うんだけど、タイトルで損してるような。
まあよく知らないが著者がそういう人らしいからしょうがないのか。

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2017年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わると、タイトルや著者紹介の本のデザインにも、メンタリズムが駆使されているのに気づく、日本で唯一のとか、著者近影的なのが、キチンとスーツで、腕組みポーズなのも戦略なんだなとか。今季はじまった某ドラマで、娘さんをください的挨拶をするのに、青のネクタイなのも、百戦錬磨のサラリーマン編を読むと利にかなってるとなっとくしてしまった。数日は、騙されてないか疑いながら生活しそう、それを忘れないように、忘却曲線の時間に合わせて学習し直しせればよいのになぁ。ラストのショートストーリーは、離婚話のあとに、一発逆転劇のストーリで読後の後味まで、操られてるのかなと。でも本の内容的には、恐怖管理で終わらせた方がなんらかの効果が、でも本という媒体はハッピーエンドラストの方が安心するって法則はある気がします。

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2015年10月24日

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