【感想・ネタバレ】僕は小説が書けないのレビュー

あらすじ

なぜか不幸を招き寄せてしまう体質と、家族とのぎくしゃくした関係に悩む高校1年生の光太郎。先輩・七瀬の強引な勧誘で廃部寸前の文芸部に入ると、部の存続をかけて部誌に小説を書くことに。強烈なふたりのOBがたたかわす小説論、2泊3日の夏合宿、迫り来る文化祭。個性的な部のメンバーに囲まれて小説の書き方を学ぶ光太郎はやがて、自分だけの物語を探しはじめる――。ふたりの人気作家が合作した青春小説の決定版!!

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Posted by ブクログ

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今まで中村航氏の著書は苦手だった。
角フェスの平置きでみかけたとき、悩んで斜め読みをしてみると面白そうに感じて購入。
母校である芝浦工業大学が共同開発した小説創作支援ソフトを使い、中田永一氏と5頁~10頁を交互で執筆した合作。
中田永一氏としての作品もはじめてだったこともあり楽しみだった。
内容自体は青春ストーリーではあるけれど、本好きならば誰しも1度は執筆をしたいと思う願望を持ち、行動を起こすもうまくいかないこともたくさんある。そんな主人公がそこから抜け出す1歩を無事に進めた。
もう少し、これからはおふたりの作品にも触れてみたいなぁ、と思った。

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2017年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高橋光太郎
高校一年生。ちょっとした不幸を招き寄せる体質の持ち主。中二で小説を書いていた。

佐野七瀬
文芸部。高校二年生。光太郎を文芸部に誘う。

颯太
光太郎の弟。中二。サッカー部。

光太郎の父
光太郎に読書の面白さを教えてくれた。

光太郎の母
光太郎が小説執筆のため、ワープロソフトの使い方を教えてくれた。

鈴木潤
文芸部。二年生。ホラー小説を書いている。

水島美優
文芸部副部長。三年生。

中野花音
文芸部。三年生。

井上誠一
文芸部部長。三年生。アニメとかライトノベルにくわしい。

原田
文芸部OB。小説の書き方に詳しい。大学を卒業して、ゲームの制作会社に勤めている。

御大
武井大河。文芸部OB。小説を書いたことはこれまで一回もない。作家を自称し、他人の作品を読んでは非難ばかりする。

前田玲奈
生徒会。二年生。

石井啓太
生徒会。一年生。

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2024年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/1 11冊目(通算11冊目)。恋の話だったり小説の方法論の話になったりしてどう話が収束するのかとヒヤヒヤしたが、恋の話はちゃんと決着したので納得した。あと小説を書く点で、他人がどう考えているか気にするべきという一節があったが、その言葉に最近色々な本を読んでもなんかモヤモヤしている自分が吹っ切れたような気がした。読書を通じて色々な心の機微を理解しようと考えたのが理由だが、どうもそのことを忘れていたような気がする。そういう部分を思い出させてくれた点でためになったと思う。感想はこんなところです。

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2018年01月20日

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