あらすじ
攫われたユナを追い、火馬の民の族長・オーファンのもとに辿り着いたヴァン。オーファンは移住民に奪われた故郷を取り返すという野望を抱えていた。一方、岩塩鉱で生き残った男を追うホッサルは……!?
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Posted by ブクログ
続きが気になって仕方がない。
が、次々に新しい設定、人物などが出てきて混乱。
たまらずコピー用紙に地図と話の流れと家系図を書き出しながら、ようやく話についていった。
オーファンが登場してから「え?黒幕こいつじゃん・・」で、ケイノも死んだところで、少し熱量が落ち着いてしまったかもしれない。
Posted by ブクログ
スラスラ読めた◎
ユナとヴァン、早く会って欲しい( .. )
ユナもヴァンと同じで噛まれたことで制御できなくなるのか等いろいろと気になるところ。
ザ戦い!という激しいものではなく、ジワジワと恐ろしいものに脅かされている雰囲気が漂っててゾワゾワする。
ヴァンとホッスルらの対面も心待ちにしてたので4巻が楽しみ!
Posted by ブクログ
何者かに攫われたユナを追うヴァン。ヴァンを追って辺境の地を訪れるも捕らえられたホッサルとマコウカン。黒狼熱の菌を体に宿したキンマの犬と、それを操る火馬の民。
故郷を追われた者たちの憎しみは、病を神の思し召しと解釈させ、それを使って復讐を図ろうとする。それぞれの立場で正義とするものが異なり、一概に誰が悪と言い切れないのがもどかしい。その中で、身体の変化に戸惑いながらもユナを守ろうとするヴァン、医師としてやるべきことにまっすぐ向かうホッサルの姿が際立った。
ヴァンとユナ、黒狼熱の行く末は。そして「鹿の王」とは何なのか。いよいよクライマックスとなるので、次巻も楽しみたい。
Posted by ブクログ
黒狼熱がどうしてこのように発生したのかの真相が明らかになる巻。ヴァンもホッサルもそれぞれの道筋で火馬の民が犬を使って黒狼熱を罹らせているということを知る。
ヴァンは火馬の民に犬の王として祀り上げられそうになるが、結局彼らに手を貸すことを拒み、サエとユナを探しに行く。
ホッサルは軟禁のような状態でミランとともに黒狼熱の研究を進めるが、ミランが捕らえられ、そこで黒狼熱と思しき病気に罹ってしまう。そこでとうとうヴァンとホッサルが邂逅する―-というのが三巻のあらすじ。
ヴァンが犬と一体化しているような「裏返し」はファンタジー要素ゴリゴリ。しかし黒狼熱関連はかなり現実の医療、細菌学がそのまま使われている。ファンタジーの美味いところと現代知識の融和のさせ方が面白い。
細菌を見つけたけど細菌より小さいなにかを見つけた、というのはおそらくウイルスのことだろう、と、読んでいてこちらに気づかせてくる気持ちよさがあった。トナカイや飛鹿の乳に何か黒狼熱に対する効力があるような流れになってきているが、果たしてこの予想が合っているのか気になるところ。乳酸菌を思わせる描写もあったが、三巻終わりでは火馬が火葬され埋められた地に生えている生物(地衣類)に鍵があるような感じだったので、このあたりの顛末がどうなるのか気になる。