【感想・ネタバレ】デザインの次に来るもののレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

同僚から誘われて著者お二人のトークショーに参加した後、
本作を(やっと)読みました。
頭がクリアになるような「当たり前を疑う」視点をもらえる本です。
個人的には「終章」がとても読みやすく、腑に落ちました。

・大きなデザイン、小さなデザイン(=プロセス)
・ヨーロッパにおけるデザインとは?
 日本が遅れているわけではない!
・デザインってなんだ?
・デザイナーってなんだ?
・ほぼ日、キャンドル、アンナG=意味のイノベーション
・「かた」と「かたち」
・グローバル化とローカル化は綱引き。
 原産地が明確だからこそグローバルで売れる。
 カリフォルニアのApple, スイスのNestle。

0
2017年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

デザイナーとして働く中、このタイトルに目を奪われ手に取りました。内容は主にイタリアで行われている「デザインドリブンイノベーション」という思考方法を活用したデザイン政策に関してです。個人的に、デザイナーのスタイリングとしての役割に限界を感じており、にも関わらずソーシャルデザインといったスタイリング能力だけでは実現不可能な事柄を求められていることに違和感を感じていました。どうすればデザイナーとして社会に関われるのか。そういったことにヒントを得ることができる内容でした。イタリアデザインは人間を中心とした考え方が根底にあるにも関わらず小さなデザインの域を出ていけないのは経営をデザインが混ざっていけないことにあるとわかりました。現在日本でも「デザイン経営」といった政策が打ち出されて経営者がデザインを学んだ方が早いといった意見も出ていますが、私はそうは思いません。経営者がデザインを学び、デザイナーが経営を学ぶ。そうしてお互いに共通言語を見つけ出しながらイノベーションの可能性を探っていくことが理想かなと考えています。相反する印象を持つ二つの職業が混ざり合う時に他者が真似できないリソースが生まれるのではと感じました。デザイン思考によるマーケットプルだけではユーザーを超えるリソースが生まれにくい今、デザインディスコースにより生まれるテクノロジープッシュがイノベーションの後押しをしてくれるはずです、そしてそのためにデザイナーはデザインディスコースに関わる専門家たちを繋げる役割を果たすことができます。これからのデザイナーはより多くの事柄を繋げる役割として展開されていくだろうを思います。

0
2019年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

デザインからアプローチしたイノベーションについて、どのような考え方があるのか、あるいはどのような研究がなされているのか、全般的に説明されている感じで、分かりやすい。勉強になった。

0
2017年05月28日

「ビジネス・経済」ランキング