【感想・ネタバレ】スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫のレビュー

あらすじ

高校生の菓奈は人前で喋るのが苦手。だって、言葉がうまく言えない「吃音」があるから。そんな菓奈が密かに好意を寄せる真雪は、お菓子作りが得意な究極のスイーツ男子。ある日、真雪が保健室登校を続ける「保健室の眠り姫」こと悠姫子のために作ったチョコが紛失して……。鋭い推理を、つまりながらも懸命に伝える菓奈。次第に彼女は、大切なものを手に入れていく。スイートな連作ミステリー。

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Posted by ブクログ

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スイーツの謎解き。主人公になかなか感情移入できなくて、気持ちが分からなかったけど、最後のどんでん返しで前向きな気持ちになれた。
あとがきにあるとおり、もう一度読み返してしまった。本当の主人公は主人公と同じ特徴を持ったもう1人のあの子のほうかもしれない。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

吃音によって他人との接触を避けていた主人公、スイートに関しては容赦ないイケメン、保健室登校の美少女。お菓子に関する事件を解決していくなかで、少しずつ良い感情も苦い感情も主人公が経験していく。お菓子作りに関しての知識がふんだんにあり奥深さも感じたし、吃音に関しても知ることができた。

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2020年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公が主人公っぽくない地味さな気がする。
最後のトリックというか仕掛けがすごい。
それを知ったうえでもう一度読むとさらにすごい。
吃音の症状もいろいろあるんだなぁ。

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅のお供として。洋菓子大好き男子高校生と保健室登校の美人女子高校生、そして吃音のある地味め女子高校生が探偵役の日常系ミステリ。連作短編集で読みやすい。まさに旅のお供。こんなに高級な食材を使ったお菓子を惜しげもなくふるまうなんて、バイトしてる風もないのに金持ちかよ、とつっこんでしまうけど、まぁ小説だからね。吃音は大変だろうなぁ。しゃべりたくてもしゃべれないなんて。加藤さんの話は驚いた。こういう軽い症状もあるのか。しかし読んだ端から忘れていきそうな話だった。

2022.6.10
再読。こないだ続編?を読んで、この本の最後に主人公が登場していたと知り、読んでみた。確かにそうだけど、名前も出してないんだなぁ。しかし、障害っていうほどでもない障害はたくさんあるよな。本人の辛さが少しでも減るといいな。

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2018年05月26日

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