あらすじ
ある時は最高の「牛めし」を決めるべく数十種を食べ比べ、またある時は美味しいサラダのコツを求めて評判のオーベルジュに足を運ぶ。東にいい食材を探し、西で名物料理の味を試す。「うまさ」は前提条件。その上でどれだけ投資効率が良いか、つまりコスパを追求。ネットを駆使して情報や現物を集め、想像力全開で工夫も凝らす。持ち前の知的好奇心で数々の「うまい!」に辿りついた軌跡を語る初めての「食」の本。
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Posted by ブクログ
またしても食関係の本です。
作者が牛めしを食べ歩いてどこが美味しいかなどの記事も面白かったのですが、ジンギスカン等の北海道ならではの料理にスポットを当ててくれていたのがとても面白かったです。大学から約10年北海道に住んでおり、両親が北海道人だったという経歴から、北海道料理を特集してくれるととても懐かしい気分になります。
あと、卵かけごはん。美味しいですよね。この本に載っていた卵の白身をあつあつのご飯に乗せて、メレンゲ上になるまでご飯と混ぜてから黄身をのせ、黄身を混ぜないで食べるというのがとってもおいしそうでした。ご飯の熱で少し固まりそうになっている白身が美味しそうで…。関係ないですが、半熟の目玉焼きを作ってどんぶり飯に乗せて醤油を一たらししてかっこむのも私は大好きです。卵かけごはんの別バージョンと言う感じで。
作中に出てくる燻製醤油が気になります。これで卵かけごはんしたら美味しいでしょうね。思わず米を焚いてしまいそうになる本でした。