あらすじ
ドンデン返しの帝王、渾身の大作!
若手時代に逮捕した男は無実だったのか?
鳴海刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。
豪雨の夜の不動産業者殺し。
強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。
だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。
隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、
最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!
どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。
解説・谷原章介
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
冤罪ものって時々読むし、ニュースでも目にすることがあるけど、本当に許せないし、冤罪で捕まった人たちや関係者が何十年と翻弄されるなんて本当にありえないと思う。
権力は正義と対でなければいけないってその通りだと思うし、この小説に出てくる渡瀬や高円寺静さんのように人として正しくあってほしいなと思う。
ちなみにこの小説の話の繋がりや最後のどんでん返しは見事で面白い。とても読みやすかったのも個人的には良かった。
Posted by ブクログ
初めて読む作家。
もう10年以上前に出された作品だった。
が、最近読んだミステリーの中では一番面白いと思えた。
冤罪の話と思いきや、それ以後の物語でグイグイ引き込まれる。性描写が全くないことにも非常に好感が持てる。
一番の正義だと思わせた検事が、一番の悪党という番狂わせは多少強引な気もするが、伏線とその回収に至る物語には納得できる。違う作風も読んでみたいと思った。
久しぶりに他人に薦めても良いと思う本だった。
Posted by ブクログ
決して悪辣な人間ではない。いや、隠蔽に手を染めた関係者は皆、同様に仕事に忠実で組織への帰属意識が高い者たちだった。
そういう人間が冤罪を引き起こし
組織の不都合を糊塗しようとすることが哀しい。社会悪の根源にあるものが、必ずしも悪意とは限らないことが腹立たしい。
Posted by ブクログ
冤罪事件がテーマ
警察が証拠を捏造したり拷問まがいの取り調べでやってもいない人を自白させるとか
ドラマではありがちだけど多分何件かは実際に起きているんだろうなと思うと怖ろしいものがある
話としてはちゃんとどんでん返しもあったり事件を追っていって真相に迫るところが描かれるんだけど
広告でどんでん返しの帝王!とか派手にぶち上げたせいでうーんこんなもんかという評価に逆にとどまってしまった感がある
その宣伝文句はやめたほうがいいと思う