【感想・ネタバレ】「パパは大変」が「面白い!」に変わる本のレビュー

あらすじ

“イクメンブルー”という言葉を、知っていますか
「イクメン」という言葉がもてはやされることなく、男性の育児が当たり前となった昨今。にわかに話題を集めるのは「イクメンブルー」という新たなキーワードです。
男性も家事・育児の分担を求められる一方、賃金の上昇は見込めず、相変わらず長時間労働を余儀なくされている。
そんな状況のなか、世間やママが求める「理想のイクメン像」と、仕事と家庭の両立に奮闘する「現実のイクメン」の乖離にいま、日本のパパたちが苦しんでいます。

本書では、「パパのための育児本」といった本からは一歩も二歩も進み、単なる「イクメン」から視座を上げ、育児を含めた人生そのものを楽しむ「ポスト・イクメン」へと脱却する具体的な方法を提示します。

◎「家庭内ぶら下がり社員」になっていませんか?
◎「まずは週1回、定時に帰ることから始めよう」
◎「弱音を吐けるパパ友をつくろう!」……etc.

「ママが怖い」「仕事と家庭の両立がしんどい」パパも、今日から変わります!!

第五章には、「男性学」の第一人者・田中俊之氏(武蔵大学助教)との特別対談を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

父親は、母親と同じレベルの育児をできないのが当然ということにホッとさせられる。

大切なのは家庭内が生き生きできる環境を整えること。それには、子供や妻への目配り気配りが大切。
これは、職場で部下を生き生き働かせるのと全く同じことですね。

やはり育児は母親が行うもの。
その現実をしっかり認識しつつ、妻や子供が笑顔で居られるためのサポートこそ、男性の役割なのだと感じた。

以下、備忘だが、ダブルマザーになってはいけないと言う点には共感。
確かに、父親が母親の細かさでチクチクやったら子供は荒むだろう。
また、自分が喜怒哀楽を表現したり、妻と色々な議論をしているところを見せることが、豊かな子供を育てることになるのだとも感じた。

良書です。

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2018年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こどもの日。
仕事と育児でかなり追い詰められていた時期で、ついつい手に取った本。
「よい父親ではなく、笑っている父親になろう」というファザリングジャパンのスローガンは、妙にしっくりきた。

育児に対する社会的な偏見に対して、次代の担い手を育成する社会性を持った営みをしているんだという反論。

言われたことだけをすることに面白みを感じることはない。

聞き分けのいい子供は、無意識に自分の感情を抑え込んでいる可能性が高い。

子育ては、期間限定のプロジェクト。
ライスワーク。
旅行に行って職場にお土産を買ってくるのは、日本人だけ。

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2017年05月05日

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