【感想・ネタバレ】アロウズ・オブ・タイムのレビュー

あらすじ

発進から六世代かけ、直交星群の反物質を扱う技術をも発展させた〈孤絶〉の科学者たち。ようやく故郷の惑星を救う目処がつき、帰還の途につくことに。だが、「時の矢」の反転で航宙に危険が増すくらいなら、母星が破滅してもかまわないと主張する帰還反対派もあらわれていた。対立が激化する〈孤絶〉で、未来からのメッセージを受けとるシステムの建設計画が発表される。稼働すれば、未来の事象のすべて、〈孤絶〉と故郷の運命もわかるというが……。わたしたちとは異なる時空の法則から構築された奇妙な宇宙で、奔放にアイデアをかけめぐらせた〈直交〉三部作、堂々の完結篇!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

物理法則も生物学的にも異なる世界の科学者たちの冒険譚。図解入りで世界観を説明したりと難しげだけれど、旧概念の束縛とか政治で苦労しちゃったりするのはフツーかな。
最後の最後にえらくさっぱりとハッピーエンド的にもっていかれて拍子抜けした。

破滅が予見された時に方舟的なもので一部が助かる、異星人や遠い未来の超科学で回避できてしまうというよくある展開ではないのはすごいのかな。

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2017年02月26日

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