【感想・ネタバレ】龍臥亭事件(上)のレビュー

あらすじ

御手洗潔が日本を去って一年半。彼の友人で推理作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。二人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中に分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。推理界の奇才が、渾身の筆致で描く本格ミステリー超大作!

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半分なので簡単に。

字が小さい。。。
石岡さん、ひさしぶり。いいね。
石岡さん、情緒不安定なのは前からだけど、何故か恐怖感が薄れて、逆に女子高生によって浮かれてきてる。ヘンテコ。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔一度読んだんですが、今回はオーディブルで。
御手洗シリーズがオーディブルで聴けるとは〜!と嬉しくなりました。
と言いつつ、この作品は石岡さんのための物語ですね。

不気味な舞台、謎に次ぐ謎、下巻に期待は膨らみます。 

石岡さん、頑張ってくれ!と応援しつつ下巻へ。

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2023年02月21日

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ネタバレ

御手洗シリーズを刊行順に読むというのがなかなか大変で、手に入ったものから、なるべく刊行順になるように読んでっているのだけれど、この「龍臥亭事件」が御手洗渡欧が初めて明らかになる話なのかな。
石岡くん45歳と思うと、確かにちょっともう少しばかりしっかりしていてもいいような。御手洗は50近くなって日本を飛び出したのかと思うとそれもまたすごい。天才は環境を変えることをいとわないんだなあ。ちょっと見習いたいような気もする。

上巻は二宮佳世という女性のオカルトじみた話から始まり、石岡君が岡山の貝繁村に連れていかれるところから始まる。面白い!
明らかに津山30人殺しをモチーフにしているけど、なかなかそれに至らないというか、石岡くん、仮にも推理小説を発表しているのになぜ知らないんだー!と思ってしまった。ホームズもあんなに語れるんだから、横溝だって読んでるでしょうに。
まあ、読者に説明の要があるのだから仕方がないというか、本来助手がいれば助手に探偵が説明する、あるいはその逆パターンという事もできるけど、今回何しろ助手が探偵役だから大変だあ。こうした連続殺人ものは、確かに御手洗がいたらこんなにたくさん殺される前に事件解決されるはずだから、御手洗の不在は事件のため……なんてメタ視点で見てしまうが、御手洗がいなくても面白い。

石岡くん、45歳が女子高生にキスされて動転してたらだめだよ……。というか、里美ちゃんの体つきがどうのこうのと内心にしてもそんなこと思ってたらちょっと気持ち悪いよ……。スマートじゃないよ。まあ、スマートじゃなくて美人好きなのが石岡くんなのだけど。

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2020年07月29日

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ネタバレ

本格好きとしては島田荘司の作品は外せないのだけど、今まで3冊ほど読んでどれも面白く感じれなかったので、その後読んでいなかった。今回何気なく手に取って久々に読んでみたところ、これが面白い。館モノながら、連続殺人に怪しい人間関係、そして津山事件をモチーフにしたおどろおどろしい雰囲気が物語とマッチしてとても面白い。探偵役の御手洗潔が登場しないのも新鮮だが、この後の展開が楽しみ。ただこのページ数はスゴイ。

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2014年11月25日

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ネタバレ

再読。犯人を覚えてて動機や事件の経過をすっかり忘れてるパターンと、事件は覚えてるのに犯人を忘れてしまってる2パターンあるけどこれは前者だった。
龍臥亭という舞台と雰囲気は再読でも魅力充分。自分の想像力を試されているかのよう。身近な人が続けて殺されるわ因縁の土地で亡霊も出るわ、結構ビビる出来事が起きてるのに主人公他皆さん落ち着きすぎ~。

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2013年01月28日

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。やはり御手洗が海外にいて石岡君1人での事件は物足りない部分かあるな~。とくに御手洗がいなくなって石岡君がかなり弱ってしまってるので読んでいて痛々しい。再読だけど読むのに苦労してしまった。

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2025年10月10日

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ネタバレ

よくない星回りで悩んでる女性から「岡山に行ってでっかい木の下に埋まっている手首を掘り出して供養しなくちゃいけないというお告げで出たのでついてきてください」とかいう謎の依頼を受けた石岡くんの珍道中。

怖いものが嫌いなのにどんどん不気味な展開が続いてその度に石岡くんがこの依頼主の女性とわあわあ騒いでるのが、まあうざ可愛い。そんな末に辿り着いた閉業中の旅館、「龍臥亭」。

着いていきなりの火事と殺人のどさくさに紛れてこの旅館に居着くことになったはいいが、隣の寺の鐘がなるたび人がどんどん死ぬ!その上死体が消えて、消えた死体の頭が川から流れてくる!何という狂乱。

その割に、あんまりパニックになったり逆上する人もいないのが不思議な雰囲気。

津山三十人殺しのことをチラチラ垣間見させつつ、上巻了。

石岡おじさんがいい歳して高校生にムラムラしているのが気持ち悪いなぁ。
どうなるのかなぁ。

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2023年02月27日

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