あらすじ
人々の生活や企業活動を支える銀行のオンラインシステム。地震などの大規模災害対策として,銀行の国際競争力を高める手段(振込の24時間化や休日・夜間の即時決済など)として,24時間365日止まらずに稼動し続けることが求められています。本書は,多くの銀行システムで採用されているメインフレームのしくみ,とくに信頼性,可用性,保守性を高める技術をわかりやすく解説します。銀行システムの歴史や特性,メインフレームやそのOS「z/OS」の特徴や機能を学びたい人,システムの障害・災害対策を検討したい人に役立つ1冊です。
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Posted by ブクログ
手作業の時代の銀行がどうやって今に至ったのかが書かれており、マイクロサービスなどが流行っている昨今銀行のシステムが何故こんなに一枚岩なのか腑に落ちました。
そのほか何故15:30を過ぎると次の日の入金になったり、振込先の口座名が確認できなかったりするのか、
メインフレームが銀行で採用され続ける理由は?
銀行で採用されているデータベースは階層型なのは何故か、等の点からも面白い読み物でした。
Posted by ブクログ
銀行システムおよびメインフレーム技術/機能を解説。なかなかこういう本は無いので貴重だと思います。
多少 IBM の宣伝チックな部分はあるものの、それを補える情報量です。
Posted by ブクログ
クラウドだ分散だと叫ばれる時代だからこそ、逆にこういった本は貴重であるともいえる。温故知新(というと怒られてしまうのかもしれないが)で、歴史や変遷を学びなおしてみるにはちょうど良い一冊になっている。