あらすじ
仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読! 「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!
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Posted by ブクログ
ハッキリ言って、怒りを抑えられずに損するケースが多い。
当然自分自身のことなので自分が正義だと思っていてそれを振りかざすわけだが、相手がいる以上事はそんなに単純ではない。
相手に伝わらなければ結局損をするのだ。
上手くやるに越したことはない。たとえそれが良しだとしても、最小の争いにすべきだ。
怒りをコントロールし、良好な人間関係を築く為にもアンガーマネジメントは有用だと思われる。
Posted by ブクログ
ストップシンキング(頭の中に空白をつくる)
ディレイテクニック(反応を遅らせる)
コーピングマントラ(魔法の呪文を唱える)
グラウンディング(思考をクギづけにする)
コアビリーフ(自分の価値基準)
トリガー思考(怒りが表に出るきっかけになる考え方)
「絶対」「いつも」「必ず」を避ける
Posted by ブクログ
本書は、人間が怒ってしまう原因から、怒りをコントロールするためにどうやって自分の言動や考え方を変えていくか実戦的な方法が載ってある。入門とあるが、この一冊で充分に学べると思った。
以下3つは訓練して身につけたい。
●カッとなったら6秒停止。怒りレベルはいくつか?
●イライラしたら、心の中の1次感情『寂しい、悲しい、辛い、苦しい』に注目する。そして『私は〜してくれると思っていたが、そうじゃなかったから悲しかった』と私を主語にして言語化する
●イライラしたら、①現象、②私はこうすべきだと思っている(けどそうじゃなかったからイライラした)、③自分の価値観を押し付けていたことにきづき、受け入れ、事象をポジティブな言葉に言い換える
Posted by ブクログ
アンガーマネジメント入門
価値観の違いが怒りを生む。怒りが発生したら自分のどんな価値観と衝突しているのか考えてみる
価値感を受け入れられないから怒る。多様な価値観がある。自分の価値観が正義ではない。もちろん、普遍的な価値観はある。
怒りは、自ら選択している。
動物にとっては、闘うか逃げるかを選択するための命令が怒り
同じ出来事でも怒る人と怒らない人がいる。自分の価値観と合わない出来事だと認識すると怒る
行動の修正は認識の修正より短期的にできる
アンガーログで認識エラーつまり思い込みで自分の怒りを作っていることを認識。コアビリーフに気づく
なぜ怒るのか?という原因追及でより怒ってしまう。怒りをコントロールしてどうなりたいか?にフォーカスしよう。理想の自分は?
怒りは、熱い!のように反射的には起こらない。段階を踏むステップで、コントロールしよう
突発的な行動を抑えるテクニック
タイムアウト
怒りの大きさをスケールで捉える
ストップシンキング
ディレイテクニックー数を数えたり計算したり
呪文
アンガーログ
出来事、思ったこと、感情とその強さ、行動、結果のメモ。客観視して怒りを抑える効果。
ストレスが多いほど怒りやすい
ストレスログをつけてストレスを分類する。重要、自分で変えられるかどうか。避けるか、諦めて感じないようにするか。
認識のエラーの修正方法
3コラムテクニックー初めに思ったこと、認識の歪みとコアビリーフ、リフレーム
認識の歪みー周りの人にとって、長期的に、も、プラスか?
怒っていても、態度に出さなければわからない。
相手の思いを慮ると同時に自分の主張をするのがアサーティブコミュニケーション
自分の価値観の上手な伝え方は?
私は、を主語に。
攻撃を主張に。アサーティブコミュニケーション