あらすじ
黒曜石の瞳と黒髪を持ちながら騎士を務めるシオンはこの国では異質の存在だった。黒は下賤の色と言われるためだ。そんなシオンに新たに下された任務は「新王づきの近衛騎士」。新王ユリウスは金髪金瞳で荒々しくまるで獅子のような男だという。自分などを側仕えに選ぶ意図がわからず困惑するシオンだったが、ユリウスから初対面で突然「裸になってベッドへ上がれ」と命令され一晩中屈辱的な仕打ちを受けた。その後も事ある毎に夜伽を命じられて――!?
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最高です!
これぞ王道ファンタジー!
年を取ると不穏な要素は少なく、ラブラブを求めてしまうのかと思うほどに夢中になりました。
途中ハラハラはあるものの、この2人なら!何事もなく!と思わせてくれるキャラクターたちに安心して読み進められました。
続編も購入させていただいているので読むのが楽しみです。
伝わらない
初めユリウスの横暴さに、ちょっと引きました。
読み進めていけば、ユリウスがシオンを、特別に思っているのがわかるのですが、シオンは、幼い頃から、「黒髪黒瞳は下賎」と刷り込まれた価値観を持っているため、自己評価が極めて低め。
なかなか、ユリウスの気持ちには気付かなくて、
戸惑うばかり。
黒豹の子が、かわいい