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Posted by ブクログ
やっぱ、この作品は好きだな、と毎度、実感できる
安定感があるんだろうな。もちろん、良い意味の
TAa先生自身が、『Fate』のキャラ達が好きで、彼ら彼女らの魅力的な個性を、料理漫画って形で最大以上に引き出そうとしている、静かながらも眩い気概が、しっかりと感じ取れる
こういうギラついている漫画は、どんなジャンルにしろ、読み手に面白い、好き、と感じさせてくれるもんだ
ただ、まぁ、何と言うか、この(5)に関して、不満がないのかっつーと微妙な部分もある
ホント、我儘なのは百も承知なんだが、ランサーとアサシンの出番が、ほとんどなかったのは実に残念
私の中で、ランサーことクー・フーリンは『真・女神転生』、『ペルソナ』シリーズでも主戦力であり、アサシンこと佐々木小次郎は『終末のワルキューレ』で好感度が実に高まっている
この(5)は割と、ヒロイン陣に焦点を当てた話が多かったので、次巻はランサーたち男性陣が史郎の美味しい料理に舌鼓を打ったり、自炊をしている風景が見れたりしたら嬉しいな、と勝手に期待している
どの回も良かったが、個人的にグッと来たのは、第36話「和洋いろいろサンドイッチ」だ。ライダーが好きなキャラってのもあるが、クロスバイクに乗っている姿がカッコよかったってのは大きい。また、見たいものである
料理で、特に美味しそうだ、と思ったのは、ミルフィーユカツ。貧乏っちいと言う者もいるだろうが、この手の工夫が料理の本質とも言える。史郎の強みは、こういう引き出しの多さなんだろうなァ
この台詞を引用に選んだのは、いっそ、清々しいな、と思えてくるものだったので
こうも、自分のしたい事、やりたい事を、ストレートに出来るのは強さだな
キャスターさんは、セイバーらに比べると、確かに歳は上かも知れないが、だからこその魅力がある・・・熟しているって言い方は失礼かも知らんが
一方で、好きな人の前だと、恋を知ったころの少女のような初々しさも見せてしまう
こんな二面性も、彼女の確かな魅力だろう
「わかってないわね。私が着たいんじゃなくて、似合う子に着せたいの」(byキャスター)