あらすじ
間違いない。とうとう出会うことができた。運命の人だ。
黙々と働く昼も、ひとりで菓子パンをかじる夜も、考えるのは恋のこと。あのときああ言っていたら……今度はこうしよう……延々とシミュレートし続けた果てに、〈私の天使〉は現れるのか?
気鋭の歌人が、繊細かつユーモラスな筆致で書く恋愛エッセイ集。MF文庫ダ・ヴィンチの人気作品が角川文庫に登場。
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Posted by ブクログ
これを借りたつもりが、埼玉福祉会が出してるこれのでかい版だった。予約棚から取った時、でか!とびっくりしたけど、これでよかった。めがねなくても読みやすかった!
かわいいほむほむ(平野紗希子から借りちゃう呼び方)対恋愛がメインのエッセイ集
「冷蔵庫が息づく夜にお互いの本のページがめくられる音」(穂村弘)
が とーーーってもすき。
インスタのリールをスクロールする人の膝の上にごろんとして、「寝ながら学べる構造主義」をめくるわたしと、その時間をやけに愛おしく思っていたわたしを思い出した。
自分の経験とリンクする文章や作品にはとくに弱い。