あらすじ
普通の人のほうがプロの投資家より有利と説く著者が、有望株の見つけ方から売買のタイミングまで、株で成功する秘訣を伝授。伝説のファンドマネジャーが語る株式投資の極意。
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Posted by ブクログ
消費者の目で有望性のある銘柄を選び、
指標を用いて選別し
長期保有する。
有望性の根拠がなくなるか指標が示したら売る。
これで長期保有になり、まあ、もうかる。
Posted by ブクログ
バフェットのバリュー投資に似た考え方をより具体的な方法を考えるためのヒントまで分解して提示してくれている。
もちろんどの株がよい、というレベルではないが、どんな株が良いのかを調査するためには何が必要で、一般の投資家ができることとは何かがわかるようになっていて、合わせて読むとより良いと感じた。
〈単なる希望やきわめて過大な時価総額を避けて投資する方法〉
1、ピック&ショベル戦略
ゴールドラッシュ時、彼らにツルハシなどの道具を売った人は儲けた。
2、フリー・インターネット・プレイ
現実に利益と妥当な株価をもたらしているノン・インターネット企業が手がけるインターネットビジネス。
3、旧来からの事業がインターネットを使うことで、コスト削減、作業を効率化し、より効率的になって利益も上がるようになった会社
株価に投資するのではなく企業に投資する。そのためには、雑貨を選ぶ以上の目でその企業を調べることが大切。
調査は、プロではなくても、自分の身の回りに起こっていること、感じていることなど知っていることを活かすことができる。
〈投資対象の選別に当たって重要な項目〉
①面白みのない、または馬鹿げている社名
②変わり映えのしない業容
③感心しない業種
④分離独立した会社
⑤機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社
⑥悪い噂の出ている会社
⑦気の滅入る会社
⑧無成長産業であること
⑨ニッチ産業であること
⑩買い続けねばならない商品
⑪テクノロジーを使う側であること
⑫インサイダーたちが買う株
⑬自社株買い戻し
〈株価が高すぎるかどうかを判断する手っ取り早い方法は、株価のラインと収益のラインを比べてみることである。株価ラインが収益ラインを下回っているときに買い、株価が収益よりずっと高くなったときに売れば、うまくいくはずである〉
〈事実を手に入れる〉
会社に電話をかける、本社を訪問、実地検証、アニュアルレポート
〈配当を考慮した利益の成長率の算出法〉
まず成長率を算出。それに配当利回りを足し、それをPERで割る。答えが1以下なら見込み薄、1.5ならまずます、2以上を探す。
Posted by ブクログ
株式投資について理解を深めるべく読書。
メモ
・機関投資家の持株比率は低ければ低いほどよい
・インサイダーが買っているか。自社株買いがなされているか。
・負債資本比率からみて健全かどうか
・PERの割高感はどうなのか
・暴落は目をつけた会社の株を買う絶好の機会。
・金融機関が大量保有する株は高くなりすぎているはず。
Posted by ブクログ
トレンドフォローと長期投資のススメ。
実用品で繰り返し消費が必要なもの。
低成長の業界。借金なし。など
読み物としては面白いが、実際に投資に参考にするには膨大な調査が必要。
PERが妥当か。
暴落はいつでも起きる。パニックにならないような銘柄を選ぶこと。
プロはIBMで損をしても職を失わない。
インディアンはマンハッタン島を24ドル相当の装身具で売った。債権の福利は魅力的。
投資とギャンブルは境界線がない。最も適していないと思われている時期に株を買うべき。
株で成功するには、忍耐、自主性、耐久力、強さ、根気などが必要。
正しい逆張りとは、だれもが興味を失っているときに買うこと。
雑貨を買うときはいろいろ検討するのに、株はそうしない。ろくに調査しない。収益は?
大会社は小さな動きしかしない。
6つの分類
低成長株=電力など
優良株=コカ・コーラなど。大きい会社
旧成長株=中小企業に多い
市況関連株=自動車、航空も。優良株と誤解されやすい
業績回復株=潜在的に倒産のリスクがある会社
資産株
どのカテゴリーにあるか調べて、ストーリーを考える。
面白みのないばかげている名前の会社。
代り映えのしない業容。
感心しない業種。
分離独立した会社。
アナリストがフォローしない会社。
悪い噂が出ている会社。
気の滅入る会社。
無成長産業であること。
ニッチ産業であること。
買い続けなければならない商品。
テクノロジーを使う側。
インサイダーたちが買う株。
自社株買い。
超人気産業、人気会社は避ける。急成長産業と人気産業は利口な人々の参入を招く。
第二の○○、はダメ。
耳打ち株はダメ。特ダネが中身がないことが多い。軌道にのってからでも間に合う。
下請けは1社に対する依存度によってリスクがある。
名前がよい会社は用心。
資産よりも収益。PERは業種ごとに違う。一定以下ならいいというわけではない。
株式相場全体のPERも注意が必要。高すぎれば買う時期ではない。
実際に買う前には、もう一度2分間自問自答する。
魅力、成長性、弱点などを説明できるか。
会社に電話をかけてストーリーが正しいか聞く。
売り上げに対する比率。
PER=成長率との兼ね合い。
キャッシュポジション
負債項目
配当と無配になる可能性
簿価と含み資産
成長と拡大は同義ではない。
市場が拡大しなくても成長はありうる。
3~10銘柄を保有する。カテゴリーごとに。
ストップロスを嫌う。25%下がったら押し目買いをする銘柄を選ぶ。
数年に一度は起こる暴落に耐える。またはその時に買う。
間違いの例。
こんなに下がったのだからこれ以上下がらない。
株価が底値に来たらそれとわかるものだ。
こんなに上がって、これ以上上値はない。
わずか3ドル、だから買ってもいいのでは?
株価は戻る。
夜明け前はいつも一番暗い。真っ暗になる前が一番暗い、が正しい。
いくらに戻ったら売る=その直前までいってまた下がる。
オプション=罫線の動きに一喜一憂するようになる。
空売り=空売りはたいてい最後は正しいが、それまで持ちこたえられない。