二週目
・PERが高いか低いかはその数字だけではなくその会社に期待する成長率から考える。
相場全体のPERはいくつか。その会社に期待するPERはいくつか。その結果安いのか。
配当込み成長率/PER = 2以上が望ましい
さらにその会社の資産額を考慮。1000円の株が500円分のキャッシュを有
...続きを読むしていたら実質500円でその事業の成長にかけるかどうかの判断になる。
成長率には複利効果がかかる。高成長の銘柄を何年も握るとすごいことに
機関投資家の持ち率が少ないものが良い
成長に寄与する事業がその会社の目玉商品とは限らない(パンパース )
本当に良いと思った株が値下がりしたら、ナンピン
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・銘柄選びのコツに遺伝的なものはない
・鶏と太陽:
夜明けの鶏の鳴き声で起きた人は鶏が鳴くと太陽が昇ると勘違いした.原因と結果の誤認
・ファンドマネージャーは目立たない銘柄に投資をしないのではなくできない事情がある(ユニクロを買って下がったら市場のせいにできるけど,ニッチな個別株では言い訳が効かない)
・ファンドの運用規則や市場のルールで小規模な会社に投資できないケースもある
・そういうものを日々の生活,市民目線で見つけて,株を買う
・逆張りとはみんな売りに走っている株ではなく,誰も見向きしていない銘柄を買うこと
・会社に投資するのであって株価に投資するのではない
・世間の市況感は直近の市場の値動きの後追い:
不景気のどん底(事実)を見て多くの人が今後も不況が続く(幻想)を抱く.→反発のサイン
・10倍株は自分の身の回りから見つける
・日用雑貨を選ぶときに時間をかけて商品を吟味することと同じことを株でもする.
・底成長株,急成長株,業績回復株,市況関連株,資産株
銘柄がどれに属するかで買い時の判断や着眼点,期待する値上がり幅が変わる
・筆者にとっての良い株とは
ざっくりいうと「地味で目立たないけど堅実な株」ってことかな? パッとしない社名,メディアで取り上げられることもないパットしないビジネスモデル,時価総額が低い.それでも財務がよくて,ビジネスは堅調.経営者にカリスマ性がなくても回る(=ビジネスモデルが優秀),不動の消費がある,低成長産業,ファンドが目をつけていない.テクノロジーを使う側である.
・悪い株
超人気産業の中の超人気会社
一株当たららのキャッシュを確認
10ドルの株が1株あたり5ドルの現金を持っていたら、実質その株(ビジネスモデル )は5ドル
PER10倍の1000円の株を買うということは毎年100円稼ぐ権利を買うこと
売り上げを占める割合が大きい商品に注意する。
配当株は無配株に比べて暴落時の価格下落に強い(利回りが底を支える )
不景気になっても配当を続けている企業が大事
PERと成長率
PER20、成長率20%の会社はPER10、成長率10%の会社よりもお買い得(複利効果で20の方が成長 )
PERはそれそのものだけじゃなくてその会社の予想成長率、業界・市場平均から見てどうかを見ないといけないな
経常利益方(税引き前利益 )を同業種同士で比較する。
15章のチェックリストは必見。
自分で投資をするのであれば全てのコストを差し引いた上で市場平均を上回らないと意味がない。