【感想・ネタバレ】ピーター・リンチの株で勝つ[新版]―――アマの知恵でプロを出し抜けのレビュー

あらすじ

普通の人のほうがプロの投資家より有利と説く著者が、有望株の見つけ方から売買のタイミングまで、株で成功する秘訣を伝授。伝説のファンドマネジャーが語る株式投資の極意。

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素人投資家が機関投資家に勝つ方法。
第一部ポイント 10バーガー銘柄
1.プロの技や知恵を過信するな。2.自分の知っていることを活用しよう。3.マーケットが気がつかない銘柄を探しマーケットに証明させよう。4.会社に投資するのであって相場に投資するのではない5.短期の株価の変動は無視。6.株式市場の短期の方向性の予測は虚しい。7.株の長期投資収益はかなりの程度まで予測できる。そしてそれは債券投資の収益に優る。8.株式市場では確かな1銘柄はよく分からない10銘柄にも勝る。 第二部 有望株の探し方
調査無しの投資は目隠しでポーカーを続けるようなものだ

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2022年08月16日

購入済み

個別銘柄を中長期間保有してキャピタルゲインを得ようという主旨の書籍です。株式投資をするうえでの心構えやファンダメンタルズの捉え方、個別株でも様々なタイプの物に分けられること等が記載されており、とても参考になりました。これから株式投資を始めようと入門書を読んだ方や、今現在やられてる方にも良いと思います

#タメになる

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2021年07月07日

Posted by ブクログ

株式投資に対する心構えと考え方、具体的な投資方法を知ることができた。

これ1冊を読んだだけですぐに儲かるようになるとは思わないが、長期株式投資の基礎を学ぶことが出来たと感じている。

株の銘柄選択の項目ではボリュームが多い分、専門的な内容も解説されている(PER、資産と負債、年次報告書の読み方など)ので詳しく知識をつけたい方にオススメです。

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2020年07月11日

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二週目
・PERが高いか低いかはその数字だけではなくその会社に期待する成長率から考える。
  相場全体のPERはいくつか。その会社に期待するPERはいくつか。その結果安いのか。

配当込み成長率/PER = 2以上が望ましい

さらにその会社の資産額を考慮。1000円の株が500円分のキャッシュを有していたら実質500円でその事業の成長にかけるかどうかの判断になる。

成長率には複利効果がかかる。高成長の銘柄を何年も握るとすごいことに

機関投資家の持ち率が少ないものが良い

成長に寄与する事業がその会社の目玉商品とは限らない(パンパース )

本当に良いと思った株が値下がりしたら、ナンピン

,,,



・銘柄選びのコツに遺伝的なものはない

・鶏と太陽:
 夜明けの鶏の鳴き声で起きた人は鶏が鳴くと太陽が昇ると勘違いした.原因と結果の誤認

・ファンドマネージャーは目立たない銘柄に投資をしないのではなくできない事情がある(ユニクロを買って下がったら市場のせいにできるけど,ニッチな個別株では言い訳が効かない)
・ファンドの運用規則や市場のルールで小規模な会社に投資できないケースもある
・そういうものを日々の生活,市民目線で見つけて,株を買う

・逆張りとはみんな売りに走っている株ではなく,誰も見向きしていない銘柄を買うこと

・会社に投資するのであって株価に投資するのではない

・世間の市況感は直近の市場の値動きの後追い:
 不景気のどん底(事実)を見て多くの人が今後も不況が続く(幻想)を抱く.→反発のサイン

・10倍株は自分の身の回りから見つける

・日用雑貨を選ぶときに時間をかけて商品を吟味することと同じことを株でもする.

・底成長株,急成長株,業績回復株,市況関連株,資産株
銘柄がどれに属するかで買い時の判断や着眼点,期待する値上がり幅が変わる

・筆者にとっての良い株とは
 ざっくりいうと「地味で目立たないけど堅実な株」ってことかな? パッとしない社名,メディアで取り上げられることもないパットしないビジネスモデル,時価総額が低い.それでも財務がよくて,ビジネスは堅調.経営者にカリスマ性がなくても回る(=ビジネスモデルが優秀),不動の消費がある,低成長産業,ファンドが目をつけていない.テクノロジーを使う側である.

・悪い株
超人気産業の中の超人気会社


一株当たららのキャッシュを確認
10ドルの株が1株あたり5ドルの現金を持っていたら、実質その株(ビジネスモデル )は5ドル

PER10倍の1000円の株を買うということは毎年100円稼ぐ権利を買うこと

売り上げを占める割合が大きい商品に注意する。

配当株は無配株に比べて暴落時の価格下落に強い(利回りが底を支える )
不景気になっても配当を続けている企業が大事

PERと成長率
PER20、成長率20%の会社はPER10、成長率10%の会社よりもお買い得(複利効果で20の方が成長 )

PERはそれそのものだけじゃなくてその会社の予想成長率、業界・市場平均から見てどうかを見ないといけないな

経常利益方(税引き前利益 )を同業種同士で比較する。

15章のチェックリストは必見。

自分で投資をするのであれば全てのコストを差し引いた上で市場平均を上回らないと意味がない。

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2020年04月19日

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ネタバレ

消費者の目で有望性のある銘柄を選び、
指標を用いて選別し
長期保有する。
有望性の根拠がなくなるか指標が示したら売る。
これで長期保有になり、まあ、もうかる。

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2016年05月12日

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本当に元気で事業内容が良い会社は、景気の良し悪しに関わらず伸びる。
四半期ごとに成果を求められるプロと違い、長期保有可能なアマの強みを活かそう。
地域の元気な会社を発見し、長期保有する。
いわれてみれば納得の知恵が凝縮されており、何度も読み直す価値がある。

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2015年04月08日

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ネタバレ

バフェットのバリュー投資に似た考え方をより具体的な方法を考えるためのヒントまで分解して提示してくれている。
もちろんどの株がよい、というレベルではないが、どんな株が良いのかを調査するためには何が必要で、一般の投資家ができることとは何かがわかるようになっていて、合わせて読むとより良いと感じた。

〈単なる希望やきわめて過大な時価総額を避けて投資する方法〉
1、ピック&ショベル戦略
ゴールドラッシュ時、彼らにツルハシなどの道具を売った人は儲けた。
2、フリー・インターネット・プレイ
現実に利益と妥当な株価をもたらしているノン・インターネット企業が手がけるインターネットビジネス。
3、旧来からの事業がインターネットを使うことで、コスト削減、作業を効率化し、より効率的になって利益も上がるようになった会社

株価に投資するのではなく企業に投資する。そのためには、雑貨を選ぶ以上の目でその企業を調べることが大切。
調査は、プロではなくても、自分の身の回りに起こっていること、感じていることなど知っていることを活かすことができる。

〈投資対象の選別に当たって重要な項目〉
①面白みのない、または馬鹿げている社名
②変わり映えのしない業容
③感心しない業種
④分離独立した会社
⑤機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社
⑥悪い噂の出ている会社
⑦気の滅入る会社
⑧無成長産業であること
⑨ニッチ産業であること
⑩買い続けねばならない商品
⑪テクノロジーを使う側であること
⑫インサイダーたちが買う株
⑬自社株買い戻し

〈株価が高すぎるかどうかを判断する手っ取り早い方法は、株価のラインと収益のラインを比べてみることである。株価ラインが収益ラインを下回っているときに買い、株価が収益よりずっと高くなったときに売れば、うまくいくはずである〉

〈事実を手に入れる〉
会社に電話をかける、本社を訪問、実地検証、アニュアルレポート

〈配当を考慮した利益の成長率の算出法〉
まず成長率を算出。それに配当利回りを足し、それをPERで割る。答えが1以下なら見込み薄、1.5ならまずます、2以上を探す。

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2015年01月02日

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2025年4月26日、Yahooフリマでクーポンを使いたくてチェックしてた「相場師一代」(510円)が買われてしまって、チャットGPTに相談したらおすすめされた内の1冊。

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2025年04月26日

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超ベストセラー本。
個人投資家のバイブルと言って差し支えない。

投資する前に読み返したい金言が、各章に散りばめられている。

特に第15章は単体でも相当価値のある内容が書かれており、これを読むためだけに本書を買っても良いとさえ思った。

個人投資家の狙い目は、急成長が見込める中小型株だと本書には書かれている。
一方で、いわゆるグロース株投資のリスクについて、厚みをもって書かれており、ロスカットは愚かだとさえ言っている点はミネルヴィニなどとは大きく違った。

ピーター・リンチ氏の考え方は中小型株重視のウォーレン・バフェット氏そのものだという印象を受けた。

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2021年10月06日

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心理学と歴史に学ぶ株式投資

のらり、くらりと10年ほど株式投資をしていましたが、この度一念発起して真剣に勉強するため手に取りました。
今まで、市場を機関投資家と個人投資家に分けて考えたことがなかったため、とても参考になりました。
著者曰く、利益が大事で、既に利益が出始めてから買っても遅くないと書かれております。持株を改めて精査すると、利益の出ていない会社に博打のように掛けてしまっていることに気付かされました。
二分間のストーリーは、売る時のタイミングを図る良いヒントになると思います。
会社も人も成長性や外向性、誠実性と見るところは同じなんだなと感じました。
米国株について書かれているので、日本株には当てはまらないことや、古い情報もある事を踏まえて読むと良いと思います。

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2021年01月19日

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株関連本で人気のため購読

とにかく資産を増やしたいと株を始めたが、最初の頃はなかなか上手くいかずギャンブルだと思っていた。
少しずつ勉強もしながら自分の投資方法を見つめ直すことで投資方法も少しずつ変わり成績も上がっていった。

この本を読むことで株価自体の考え方や投資スタイルを改めて修正することができたが、今まで一度も株での投資経験が無い人が読むには少し情報量が多い。
ある程度投資経験がある人にとっては良い本。

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2020年06月06日

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1970年~80年に活躍したファンドマネージャーの本


低成長株、優良株、急成長株、市況関連株、業績回復株、資産株の6分類に分けて、投資をしていたようだが、基本戦略は急成長株でテンパガーを狙う戦略を勧めいるよう。当時は金利が高く、個別株やるなら15%から16%を取りに行かないと。と言う雰囲気だったみたい。いまの低金利の時代からすると、信じられないインフレ時代。

この著者が活躍した時代はアメリカ株が低迷してた時期のようで、テンパガーをみつつも、成長度合いを見極めて売るものは売り切らなければいけないし、

PERが高いものは絶対に飛びつくな。と言う内容。

やっぱり売り買いの循環で稼いでいけと言うことかなー。

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2020年01月20日

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個人投資家の神教本。
出会うのが遅すぎてそれ程新鮮味はなかった
が、それでも発見は多い。

投資をやる人は、
バフェット、シーゲル、リンチの3人は
最低限押さえましょう

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2018年01月27日

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【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017版第32位】

原書『ONE UP ON WALL STREET』が出版されたのが1989年。
日本語版が出版されたのが1990年。
そして、新版が出版されたのが2001年。

原書出版から28年。古さは否めないものの、
時を超えた名著であることには変わりない。

翻訳者のおかげもあるが、ユーモア溢れる
軽妙な語り口で、読み物として十分面白い。

ピーター・リンチがまだ現役なら、
今のアメリカの、そして日本の超ブル相場を
どう見ているのか、ぜひ聞いてみたい。

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2017年11月14日

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具体的な銘柄で、どう成功したのか、なぜ失敗したのかを
書いてあり、とても参考になるところが多い。
これを何度か読み直した後で、ざっと銘柄を選んで、
それからバフェットの手法でファンダメンタルズを
確認するというのは、非常に強い手法になりそう。

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2016年10月27日

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株式投資の王道の考え方を教えてくれる良書です。
ピーターリンチという堅実かつ、事実に基づいたことを本に書いており、人間性にも惹かれます。

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2015年04月17日

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全米No.1ファンドマネージャー,Peter Lynchの株式投資指南書。

長期投資を扱った本は数在れど,これだけ具体的でアマチュアにも実践可能な内容の投資本は珍しく,その点で価値があります。

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2015年03月31日

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すごくためになった。
売れている株に目が行きがちだけど、それではダメなのか。
独占している企業を探さないと。

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2014年04月12日

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・探すべきはノン・インターネット企業。インターネットのビジネスから間接的に利益を受ける会社(品物の配送会社はわかりやすい例)あるいは、そのインターネットの流れを助けるスイッチとかネット関連の仕掛けを作っている製造業。
・小売業の株を持っているとしたら、分析上の主要なポイントは、その会社が拡大の時期の終わりに近づいているかどうか、という点。国内の10%の地域に進出したときの見通しは、90%の時とは大いに異なっているはず。将来の成長がどのようにしてもたらされ、そしてそれがいつごろ減速するのかをよく見極める必要がある。
・株式市場全体の予測をする必要はない。
・10倍上がる株を見つけるには家の周りから始める。ウォール街が気付く前に身近にあるものを見つける。
・急成長株が急成長産業の中にあるとは限らない。
・結果が計り知れないような悲劇が起きた場合には損切り。
・どんなバカでも経営できる企業をさがす。
・企業のある業務部門が分離独立した会社、たとえば、インタステート・デパートメントストアズから分かれたトイザラスのような会社への投資は、あきれるほどの成果をもたらすことがある。大企業は独立させた部門が失敗することで評判に傷がつくことを恐れる。だから、分離独立する会社は通常良好な財務内容を持ち、独立する十分な備えを持っている。ひとたび独立するや、新しい経営陣によって、コスト削減や新政略の導入で収益性の向上を図ることができる。独立が完了して、1~2か月たった時点で、新会社の経営陣がその株式をたくさん買っているとしたら有望である。
・機関投資家がまったく、またはわずかしか保有していない株は穴株である。アナリストが訪問のない、または知っていることを認めたがらないような会社の株はさらに穴株である。一度は人気があったものの、プロから見切られてしまったような株もよい。
・多くの人が目立つ成長産業に投資したがるが違う。葬儀屋のような無成長産業が見当たらない時には、プラスチックのナイフやフォークといった低成長産業に投資するのである。そうした分野からこそ大化け株が出てくる。
・独占的な商売を探す。完璧な会社は独占的な商売を持っている。
・玩具会社よりは、医薬品、ソフトドリンク、剃刀、たばこのような会社に投資する。玩具産業では誰もが欲しがる人形を作り出すことはできるが、一通りいきわたればそれで終わりである。八か月もたてば他社の作った人形に取って代わられてしまう。
・価格競争に悪戦苦闘するコンピュータ会社よりは、価格競争で利益を得る会社、たとえばオートマチック・データ・プロセシングに投資すべきである。値札の自動読み取り機を作る会社ではなく、その装置を導入したスーパーマーケットに投資すべきである。その装置でコストが3%も削減できれば、そのスーパーの収益は倍増するであろう。
・その会社の人間が自社株を持っているのは、その会社がうまくいっている何よりの証拠である。一般に、企業の人間は自社株を売り越すほうで、通常、買い株につき売り2.3株となる。100万ドルクラスの給料をもらう社長が自社株を数千株買うことより、一般従業員が買うことのほうが大きな意味がある。年収4万5000ドルの従業員が1万ドル相当の株を買うのは相当な信頼の証である。だから、社長が1人で5000株買うより、5人の課長が1000株づ使うほうが好ましい。もし、企業の人間が自社株買いをした後で株価が下がれば、絶好の買い場である。ただし、インサイダーが自社株を購入する際には、所定の手続きに従ってSECに報告しなければならない。そしてその情報は、専門のニューズレターや新聞・雑誌などで比較的簡単に入手できる。
・自社株買いは企業が株主に報いる最も簡単で最良の方法である。自社株買い以外の方法として①配当を増やす②新製品の開発③新規事業の立ち上げ④他企業の買収などがある。
・何より避けたいのは、超人気産業の中の超人気会社である。ニュースをにぎわし、だれもが通勤途上でも耳にし、つい周囲に押されて買ってしまうような会社である。
・第二のIBM,第二のマクドナルドなどともてはやされる会社の株は避ける。第二の何々がうまくいったことはない。

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2013年09月16日

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株式投資を自分自身がやる上で参考になることが書かれている。
まず、そもそも何の目的で自分は株式投資をするのか、自分はどんな特徴があるか、知見がある分野などの強みと投資の意思決定を揺るがす心理や思考の弱みなどをしっかりと認識することが重要である。投資の目標や判断基準を持ち、コストをかけてやることで達成する目的が代替手段で簡単に達成できて無意味でないか、また、周囲の意見や情報に惑わされたり流されたりしてそのままに判断するなどにも気をつけないといけない。
その他、どういったカテゴリの株か、シンプルに成長率とPERを見ることなど、考えるにおいて参考になることが多かった。
よくありがちな失敗例の考え方、自分に言い聞かせて納得するような判断がありがちであり、そういった状況について冷静に分析できることが重要であると認識する。

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2025年11月02日

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ネタバレ

株式投資について理解を深めるべく読書。

メモ
・機関投資家の持株比率は低ければ低いほどよい
・インサイダーが買っているか。自社株買いがなされているか。
・負債資本比率からみて健全かどうか
・PERの割高感はどうなのか
・暴落は目をつけた会社の株を買う絶好の機会。
・金融機関が大量保有する株は高くなりすぎているはず。

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2021年12月19日

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マゼランファンドを率いた伝説の投資家、ピーター・リンチが書いた株式投資の解説本。成長株、安定株など株式を6種類に分けてそれぞれの考え方を説明しているので、全体的に広く薄く書かれている印象。投資の初心者にはオススメ。

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

超メジャーな株取引の教科書のような本と言う認識だったけど自分にとっては初めて知る手法や考え方も紹介されており新鮮だった。
ただ外国人特有の、比喩を交えたクソつまらなくて分かり難いジョークには辟易。
原文で読むとまた印象が違ってくるのだろうか。

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2020年12月15日

Posted by ブクログ

著名投資家のピーターリンチ氏が株式投資の戦略等を解説した本です。
書いた当時は価値のある内容だったのでしょうが、今となっては言い尽くされている内容ばかりです。

YouTubeのzeppy投資チャンネルにて内容解説がありますのでそれを見れば十分かと。

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2020年07月04日

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入門編として読んで大変勉強になった。
後半は難しかった。
株で勝つには、入念な企業分析が重要であることを改めて実感。

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2020年06月30日

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著者は伝説のファンドマネージャーであるピーター・リンチさん。手法はファンダメンタル重視の中長期トレード。著者がマゼラン・ファンドで行っていた銘柄選定や売りタイミングが詳しく説明されています。中長期トレーダーの方には大いに参考になる1冊だと思います。注意点としては、原書が出版されたのが1989年でかつ米国市場についての内容なので、現在の国内株式市場で通用するかどうかはデモトレードで検証をしたほうが良いです。特に、PERを用いた銘柄選定法は具体的な数値も書かれていて参考になりますが、日本は米国とPER基準が異なったり、アベノミクスでPERが底上げされている可能性もあるので注意です。

===以下、本文から引用=============
・銘柄を選ぶコツに遺伝的なものはない。株で損をすると、自分にはもともと素質がないからで、成功する人は独特の筋の良さがあるのだとそのせいにする人が多いが、私自身の経験から、遺伝とか環境のせいではないと強く言い切ることができる。
・私が何より避けたいのは、超人気産業の中の超人気会社である。人気化した株は急騰するが、夢を買っているだけなので、落ちるときも急だ。
・第二の何々にご用心。私の経験では、第二の何々がうまく行ったことはない。
・下請け会社にはご用心。製品の25~50%を単一の顧客に売っている会社はリスクが有る。
・名前の良い会社にご用心。名前はつまらないのに内容が良い会社は早くから買われることが少なく、活かした名前の会社は投資家に誤った安心感を抱かせるものである。名前がハイテクに聞こえたり、よくわからない略語だったりすると人気を呼ぶものである。
・適正に評価されたPERはどの企業についても同様に、その会社の利益の成長率を表している。もしコカコーラのPERが15倍ならこの会社は年率で15倍の成長を期待できるし、もしPERが成長率より低ければ、それはバーゲン価格である。我々のマゼラン・ファンドではこの方法で株式を評価している。
・最終チェックリスト:
 ・PERは高いか低いか。同業他社との比較においてはどうか。
 ・機関投資家の持株比率はどうか。低いほどよい。
 ・インサイダー(内部者)が買っているか、あるいは会社自体が自社株の買い戻しを行っているか。どちらも良い兆候である。
 ・今までの最高の利益はどれくらいか。利益は偶発的なものか、あるいは安定的なものか。
 ・貸借対照表は負債資本比率から見て健全かどうか。また、財務面の強さはどの程度に評価されるか。
 ・流動資産比率はどうか。

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2018年07月21日

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投資における銘柄決定の方法をピーター・リンチなりの基準で細かく解説されている本.

銘柄の接触方法が素人の強みである,「実体験」をすることに重きを置いているのが印象的.

接触→ポートフォリオに組み込むのがあり/なしの判断に対しては一般的に言われるような尺度(PERだったり,決算書を確認しろ等)でオリジナリティはそこまでない,逆に言うとここまで成功している人間でも普遍的とも思える手法を重んじていることが再確認できた.

売りの話に関してもオーソドックスな内容で短期売買ではなくあくまで長期売買で勝ちにいくスタンスがはっきりとわかった.

全体的にいいまわ言い回しがわかりにくく,読むのに苦労した.また,米銘柄に関して述べており,時代が一昔前ということもあって話題としてズレを感じざるを得なかった.

兎にも角にも成功した偉大なる投資家の言葉ということで参考になる一冊であった.

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2017年08月29日

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株の買い方、売り方など具体的な事が書かれていて良かった。一回読んだだけでは難しいので、何回か読み直す必要がある本

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2017年07月21日

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インデックス投資ではなく個別株投資を勧め、私生活の中で成長株を見つける点においてはアマチュアもプロに勝つことができるという主張。私は個人的には市場を出し抜くこともプロに勝つこともできないと信じているので半信半疑だが、個別株に取り組むにあたっての気構えは十分に伝わった。

株式市場は気にするな、あくまでファンダメンタル投資に徹する点ではバフェットのスタンスに近いのだろう。ただ彼は企業調査や財務分析能力に素晴らしいものがあるのだろうし、誰でもできるというのは結局は謙遜すぎないようにも思う。定性的に見えるメッセージも、結局は定量的にかっちり分析しているはずであり、副業としての個人投資家には真似るのは難しいだろうという感もあり。

内容的には、アメリカの社名が多く(アメリカの話なので当然だが)少しとっつき辛い。

それにしても、ピーター・リンチという人は、成功者には珍しく結構失敗談をあけすけに披露して何となく憎めない人である。

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2015年01月08日

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私はこれまで株取引は一切したことがなく、この本を読んで今後、株取引をする機会があれば参考になるかな?位の軽い気持ちで読んでみました。
内容は「投資を始める前に」「有望株の探し方」「長期的視野」の3部から構成されており、株の売買の判断に役立つ数字の解説や株の分類による株動向のとらえ方、情報収集のポイント、売買のタイミング、オプション/空ウリなど、株取引の基本から実践的な内容までが分かりやすく解説されております。
私のような株初心者にも分かりやすい内容で、奇をてらうのではなく、意外にもオーソドックスな取引の仕方や長期保有の重要性というのが参考になりました。
但し、これはあくまでアメリカ市場での株取引の話なので、日本の株取引でそのまま使える手法だとは限りませんが、知っていて損はない知識だと思いました。

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2014年10月23日

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ネタバレ

トレンドフォローと長期投資のススメ。
実用品で繰り返し消費が必要なもの。
低成長の業界。借金なし。など
読み物としては面白いが、実際に投資に参考にするには膨大な調査が必要。

PERが妥当か。
暴落はいつでも起きる。パニックにならないような銘柄を選ぶこと。
プロはIBMで損をしても職を失わない。

インディアンはマンハッタン島を24ドル相当の装身具で売った。債権の福利は魅力的。

投資とギャンブルは境界線がない。最も適していないと思われている時期に株を買うべき。
株で成功するには、忍耐、自主性、耐久力、強さ、根気などが必要。
正しい逆張りとは、だれもが興味を失っているときに買うこと。

雑貨を買うときはいろいろ検討するのに、株はそうしない。ろくに調査しない。収益は?
大会社は小さな動きしかしない。

6つの分類
低成長株=電力など
優良株=コカ・コーラなど。大きい会社
旧成長株=中小企業に多い
市況関連株=自動車、航空も。優良株と誤解されやすい
業績回復株=潜在的に倒産のリスクがある会社
資産株

どのカテゴリーにあるか調べて、ストーリーを考える。

面白みのないばかげている名前の会社。
代り映えのしない業容。
感心しない業種。
分離独立した会社。
アナリストがフォローしない会社。
悪い噂が出ている会社。
気の滅入る会社。
無成長産業であること。
ニッチ産業であること。
買い続けなければならない商品。
テクノロジーを使う側。
インサイダーたちが買う株。
自社株買い。

超人気産業、人気会社は避ける。急成長産業と人気産業は利口な人々の参入を招く。
第二の○○、はダメ。
耳打ち株はダメ。特ダネが中身がないことが多い。軌道にのってからでも間に合う。
下請けは1社に対する依存度によってリスクがある。
名前がよい会社は用心。

資産よりも収益。PERは業種ごとに違う。一定以下ならいいというわけではない。
株式相場全体のPERも注意が必要。高すぎれば買う時期ではない。

実際に買う前には、もう一度2分間自問自答する。
魅力、成長性、弱点などを説明できるか。

会社に電話をかけてストーリーが正しいか聞く。

売り上げに対する比率。
PER=成長率との兼ね合い。
キャッシュポジション
負債項目
配当と無配になる可能性
簿価と含み資産

成長と拡大は同義ではない。
市場が拡大しなくても成長はありうる。

3~10銘柄を保有する。カテゴリーごとに。
ストップロスを嫌う。25%下がったら押し目買いをする銘柄を選ぶ。

数年に一度は起こる暴落に耐える。またはその時に買う。

間違いの例。
こんなに下がったのだからこれ以上下がらない。
株価が底値に来たらそれとわかるものだ。
こんなに上がって、これ以上上値はない。
わずか3ドル、だから買ってもいいのでは?
株価は戻る。
夜明け前はいつも一番暗い。真っ暗になる前が一番暗い、が正しい。
いくらに戻ったら売る=その直前までいってまた下がる。

オプション=罫線の動きに一喜一憂するようになる。
空売り=空売りはたいてい最後は正しいが、それまで持ちこたえられない。

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2016年07月23日

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