あらすじ
京の千本通り、羅城門跡の旅籠に逗留中の眠狂四郎に、町奉行から呼び出しがかかった。禁裏から高い身分の姫が失踪、どうやら、大阪商人が関係しているようだ。御所が金のために姫を売った!? ひそかに姫を取り戻すべく、狂四郎は動きはじめる――表題作をはじめ、中、短篇8作品を集める。さらに狂四郎の創作秘話を綴ったエッセイ3篇も収録する。
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さくさく読めます!
「るろ剣」の作者がカバー担当。内容は読みやすい長さの眠狂四郎短篇集+柴田錬三郎エッセイ。
短編だからか、この本では剣劇シーンよりも捕物帖的な謎解き要素の方が強い。ラノベ風表紙とはいえ、シリーズ後期のお話らしく眠狂四郎入門には不向きかも(最低限の説明はある)
ちなみに和月氏のイラストは表紙のみ。