【感想・ネタバレ】拒めない誘惑 ベレア家の愛の呪縛 IVのレビュー

あらすじ

やさしさは誘惑。もう逃げられない。二人の出会いは運命だから。

ロージーは大おばを亡くし、遠縁の親戚の家に身を寄せていた。けれど家主との不倫を疑われて、思わずそこを飛び出してしまう。彼女は見知らぬ土地で、働き口もない不安から、偶然出会ったカラムという男性にすべてを打ち明けた。すると彼はロージーに仕事をくれたうえに、驚くべき提案をする。「僕が君の恋人のふりをし、不倫の疑いを晴らす」というのだ。カラムはどんな女性でも落とせないと評判の、冷ややかな男性だ。その彼のそばに昼は秘書として、夜は恋人としている……。男性恐怖症で、キスの経験もない私にできるかしら?■2011年に惜しまれつつ亡くなったペニー・ジョーダン。彼女の幻の未邦訳4部作も、ついに最終話を迎えました! 4作目のヒロイン、ロージーに仕掛けられた、やさしさという誘惑の罠。そこから逃れるには、彼女はあまりにも男性を知らなさすぎて……。

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Posted by ブクログ

ここのところずっとペニーの再読ばかりしていたので、ラストまでヒーローの直接的な心情吐露が無くても、描写の端々に「薬指の契約」のマシュー(ヒロインの境遇に胸を痛めたり、処女に「!」となっていたり)や「穏やかな彼」のジョン(禁欲的とヒロインに勘違いされたのをよいことに羊の皮をかぶる)の姿が重なって、ヒーローの気持ちが想像できちゃって、むふふな感じ。

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2017年03月25日

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