あらすじ
時は明治4X年、ゾンビハンター・私が出会った凄腕の剣士・先生。
彼が語る親友・Kとのある女性を巡る恋路、そしてゾンビアポカリプスの真相とは…?
Kが赤シャツと斬り結び、坊っちゃんがゾンビを殴る!
教科書でおなじみの「こころ」を“アメイジング翻案”でゾンビ化&漱石クロスオーバー!!
感情タグBEST3
夏目漱石が好きなら買い
夏目漱石ファンなら笑えること請け合いのゾンビバトル+旅情漫画。
1巻ではこころ、門、坊っちゃん、吾輩は猫であるのパロディキャラが出てきます。特に坊っちゃん前後編はキャラ重視で面白いです。
ただし若干グロ多し。冷酷な独裁者と化した赤シャツとのバトルはなかなかの迫力でした。
Posted by ブクログ
出オチと思いきや、話が進めば進むほどどんどんヒドくなる。
架神先生のロックなアイデアと勢いのある台詞回し、そして意外と上品な筆致でそれらを生かし、時にネームにも描かれていない酷いネタをブチ込んでくる目黒先生の漫画力、それらが単なる色物で終わらないクオリティを生み出す。
あと地味に夏目先生の原作…クレジットで同列に並んでいるのでそう扱っても良いはず…『こころ』という作品は、『ロミオとジュリエット』並みに、創作の原案としてもっと活用されても良いものなのかもしれない、と本作を読んで思ったり。
夏目作品が一方的にレイプされているように思えて、実は夏目作品が本作に一本筋を通すというか、深みを与えているように思えるのですよ。