【感想・ネタバレ】レイテ驀進[3]逆転の突入部隊のレビュー

あらすじ

昭和19年のクリスマスイブ。パイソン台風が接近するフィリピンは、日米両軍の天王山へと姿を変えていた。レイテ湾を目指す日本艦隊にアメリカ海軍の猛将たちが襲いかかったのだ。度重なる米軍機の来襲を払いのけ、サンベルナルディノ海峡にたどり着いた栗田艦隊を真珠湾の敗将キンメルが待ち伏せ、西村艦隊に合流した〈陸奥〉はスリガオ海峡にてオルデンドルフ艦隊と激闘を繰り広げる。また、囮艦隊の役目を担う南雲機動部隊はミッチャー艦隊と砲戦距離で遭遇し、ここに空母同士の殴り合いが惹起した。一方、陸上では日本陸軍が最後の反撃を開始。四式中戦車が咆哮し、空挺部隊が降下する激戦となっていく。果たして〈陸奥〉は十重二十重の包囲網を破り、レイテ湾に突入できるのか!? 暴風雨の吹き荒ぶなか、皆殺しの砲声がレイテ湾にこだまする。衝撃のシリーズ完結編!

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Posted by ブクログ

 敵だけでなく味方までも翻弄した「陸奥」が決戦の地であるレイテに突入。「陸奥」に魅入られてしまった者達がそれぞれの想いを胸に一堂に会するのだが、ここまで壮絶な展開になるとは予想できなかった。戦争物なので傷付き、死を迎えるのは当然なのだがここまでやるか!?というほとだった。全力でぶつかり合いかり合いながらも、お互いにどこか悲観的雰囲気を漂わせる不思議な物語だった。

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2013年04月25日

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