【感想・ネタバレ】ゼツメツ少年のレビュー

あらすじ

「センセイ、僕たちを助けてください」ある小説家のもとに、手紙が届いた。送り主である中学二年のタケシと、小学五年の男子リュウに女子のジュン。学校や家で居場所をなくした三人を、「物語」の中に隠してほしい。その不思議な願いに応えて、彼らのお話を綴り始めたセンセイだったが――。想像力の奇跡を信じ、哀しみの先にある光を探す、驚きと感涙の長編。毎日出版文化賞受賞。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

みんなは、いま、それぞれいろんな壁にぶつかってると思う。その壁は、ほんとうに分厚くて高くて、目の前いっぱいに広がってるんだと思う。でも、ちょっとだけ時間のスケールを大きくしてみたら、いまの壁も、いつかは越えられるかもしれない。

親の大事な数字4桁は、お兄ちゃんの誕生日。

嫌いな子、たくさんいるんだ、リュウって
じゃあ、リュウのことを嫌いな子もたくさんいるんだ。

5日かけて毎日じっくり読んだ。バイト中も読みたくてうずうずした。地下鉄を待っている間にも読んだ。

本当に、生きていてくれるだけで良いんだけど、当人は、苦しくて苦しくて仕方ないんだなあ。

登場人物の心理描写が本当に丁寧で、終盤はつい泣いてしまうところもあった。

信じられるものがないと、生きることが辛くなるよなあ。

0
2025年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

p.223
エミさんは「おとなをナメんな」と、笑いながら、そっけなく言った。

恵美がでてくるとは!
また、きみの友だちを読みたくなりました。

0
2021年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どう捉えたらいいか、難しい。
ゼツメツしないために家出した少年たち。
きっと何かを見つけて希望に向かって最後はそれぞれ帰って行くのか、、、と結末を予想していたのに。。。そう来たか。
切ない気持ちで終わってしまった。

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2016年12月17日

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