【感想・ネタバレ】うどん キツネつきののレビュー

あらすじ

パチンコ店の屋上で拾った奇妙な犬を飼育する三姉妹の人生を繊細かつユーモラスに描いて第1回創元SF短編賞佳作となった表題作をはじめ、郊外のぼろアパートで暮らす多言語の住人たちの可笑しな日々「シキ零レイ零 ミドリ荘」、15人姉妹の家が建つ孤島をある日見舞った異常事態「母のいる島」、謎めいた子供たちの日記で幕を開ける不可思議な冒険「おやすみラジオ」、ねぶたの街・青森を舞台に時を超えて紡がれる美麗な幻想譚「巨きなものの還る場所」の全5編を収録。新時代の感性が描く、シュールで愛しい物語。第36回日本SF大賞候補作。/解説=大野万紀

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Posted by ブクログ

ネタバレ

理解しきれていないところもある気がするし、最後まで読んでも「どういうこと?」って思う作品も多い。でも文章やモチーフが面白くてどんどん読めてしまう。
私は特に『おやすみラジオ』が好きだった。ふとしたことから違う世界と繋がる奇妙な感じがゾクゾクわくわく、続きが気になった。今の世界で起こっているどんな出来事も、大小に関わらず誰かの意思や行動が積み重なって関係しあって起こってるんだろうなあと思った。
読み心地は前に読んだ『オブジェクタム』っぽい。
奇妙な話も好きなんだけど、洗濯をしたり仕事をしたり、今日は疲れたからお弁当買って帰ろうとか、そういう日常生活の部分の描写もとても好き。

好きな作家さんのデビュー作を読めて嬉しかった。

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2024年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⚫︎感想
創作SFということだったが、芥川賞を受賞した「首里の馬」が好きだったので読んでみた。
「母のいる島」「おやすみラジオ」が気に入った。
精神でも肉体でも、強い女性には憧れる。




⚫︎あらすじ(本概要より転載)
犬に似た奇妙な生き物を育てる三姉妹の人生をユーモラスに描き、第1回創元SF短編賞佳作となった表題作、郊外のぼろアパートの住人たちの可笑しな日々「シキ零レイ零 ミドリ荘」、十五人姉妹が暮らす孤島を見舞った異常事態「母のいる島」、ウェブ上に現れた子供の日記から始まるシュールな冒険「おやすみラジオ」、ねぶたの街・青森を舞台に時を超えて紡がれる幻想譚「巨きなものの還る場所」の全五編を収録。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編5作
目に見えるものだけじゃない、その辺に転がってるいろんなものにも宿る世界や宇宙
果てしないな
そして短編だった?の重量感
「母のいる島」のレッスン要素は必要だなと妙に納得

0
2023年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「うどんキツネつきの」★★★
「シキ零レイ零ミドリ荘」★★★
「母のいる島」★★★★
「おやすみラジオ」★★★
「巨きなものの還る場所」★★★

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2023年04月12日

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