【感想・ネタバレ】美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯のレビュー

あらすじ

フランスの栄華をきわめたヴェルサイユの歴史。なかでも最も魅惑的な人物として語り継がれる悲劇のヒロイン、マリー・アントワネット─その三十八年の生涯を、「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」の出展作品を題材にしながら紡いでいく。王妃の運命を決めた〈偶然・暗転・想定外〉(コラム)を収載。(本書はカラー写真を含みます)

[内容]
第1章 ハプスブルク家のプリンセス
第2章 変わりはじめた国際地図
第3章 嫁ぎ先ブルボン家
第4章 王太子妃としての生活
第5章 神に選ばれた王妃
第6章 ロココの薔薇
第7章 忍び寄る革命
第8章 「パリへ!」
第9章 逃亡失敗とフェルゼン
第10章 引き裂かれた家族
第11章 忘れ得ぬ王妃

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい文章でマリー・アントワネットの生涯を振り返ることができる。
著書はルイ十六世とマリー・アントワネットに同情した調子で筆を進めているが、限られた時間だったとはいえ享楽にふけり贅沢三昧を楽しんだ王妃と、ナチス高官の子供を生んだからという理由でフランス市民から袋叩きにあった女性を同列に語るのは私にはちょっと疑問が残った。庶民の感情論に流されず、「善悪を超え、忘れ得ぬ王妃」であることを念頭に置かねばいけないのだろうけれど。

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2017年06月08日

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