【感想・ネタバレ】嘘のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年03月04日

姉はいつまでたっても姉なんだなぁ。
妹はいつまで経っでも姉に
甘えちゃうものなかのか?
めっちゃ読んでてイライラしたけど
最後は切なくなりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年12月10日

「どうして、どうして」と思っているうちにどんどん悪い方向に転がっていく姉。プロローグで既に「姉の死」が書かれていたからこそ「でもこの人は死ぬんだな」という奇妙な安心感と共に読むことが出来た。
珍しく一気読みしてしまった話。

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Posted by ブクログ 2017年02月14日

老舗画廊勤務の穏やかで上品な姉が一人旅から帰ってきた途端に豹変した。
真相はほぼわかってしまうのに、延々と姉の奇行に付き合わされる。
タイトルの「嘘」が意味することは面白いと思ったが。

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Posted by ブクログ 2021年07月01日

(前半)え、絶対病気だよね?
(中盤)ん?病気じゃないの、、、?
(後半)そうくるーーー!?

続きが気になりすぎて一気読みしてしまいました。

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Posted by ブクログ 2019年11月12日

両親を事故で亡くしてから12年、優しくて穏やかで美しい姉・由紀は、妹・美久の自慢の姉だった。由紀が、一人旅から帰って来るまでは…。180度、ガラッと性格が変わってしまった姉・由紀に、一体何があったのか…?

姉の秘密が明らかになるまで、美久のウジウジして思った事も的確に言えない性格にイライラしながら...続きを読む読んでました。由紀の勝手気まま、ヒステリックで暴力的な振舞いにも。でも、この過剰なエキセントリックっぷりは、“何か”あるな、と。
この“何か”は、もしかしたらある程度予測出来るかも知れないですが、それより、本書タイトルの意味が分かるとイヤミス! 妹よ、私が姉なら絶対に一筆残しといてやる…。
というわけで、姉妹愛の美しいお話でした。(『嘘』)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月21日

明野氏の本は初めて読んだが、読みやすく好きな作家の1人となった。

旅行後の姉の豹変…うーん、ガンって結論に納得できるようなできないような。最期の時間をいいお姉さんのままでいて欲しかったような…辛かったとしてもそれでいいような…。余命宣告をされるとこういう気持ちになるのか。

何はともあれ、引き込ま...続きを読むれて半日くらいで読みきってしまいました。

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Posted by ブクログ 2023年01月04日

結婚を目前に控えていた姉が、妹にも婚約者にも行き先を告げず一人旅に。その旅から帰って来た途端、穏やかで上品な姉は豹変する。一体何があったのかと気になり一気読みした。理由は驚くような展開ではなかったが、お姉ちゃんの暴力はやり過ぎ感があり、いくらなんでもそこまでできるものかなぁという気がしないでもない。...続きを読むそれにしてとこの二人幸せになれるのかなぁ。

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Posted by ブクログ 2022年12月16日

両親を亡くした姉妹の強い絆を感じた。姉は自分が余命いくばくもない事を考え奇怪な行動をとった。妹の人生の道筋をつけてから旅立ったのだろうと思う。細部に少し違和感が残るが感慨深い作品だった。

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Posted by ブクログ 2022年03月02日

優しくて聡明で美しかった自慢の姉が、結婚直前に突然ひとり旅に出て帰ってきたらまるで別人のように豹変していた話。振り回されて困惑する妹と婚約者が真相を探る。

途中からなんとなくもう真相がわかってしまい、ちょっと残念。だよね、やっぱりね、という感じ。でも豹変した姉も「そんなことしなくても…」という行動...続きを読むも多く、面白かったけど…という感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月20日

老舗画廊勤務の中田由紀と妹の美久は幼い頃電車事故で両親を亡くし、それいらい2人で仲良く暮らしていた。
この度、由紀が悠介と婚約しその前にと、突然1人旅に12日ほど行った。
旅のことは何も聞かないでほしいし、話さないと美久に言っていた。
今までこんなことはなかったのに、と不思議に思いながらも姉を送り出...続きを読むす。
旅行から帰ってきた姉はこれまで穏やかだった性格が豹変し、暴言、暴力を振るうようになる。持っていたものも捨てて全く趣味が変わり、飲み歩くようになり、知らない友達と付き合うようになる
それが何ヶ月と続き、豹変ぶりに困った美久と悠介は密談をするようになり、同じ境遇にいる2人は由紀をどうすればいいか相談していた。
精神科、脳外科を受診しても異常なし。
結婚が迫っているのに一向に元に戻る気配はなく途方に暮れていた時に、由紀は2人がこっそり合っている場所に着て激怒する
そしてその帰りに車を飛ばして壁に衝突し、死亡する。
美久は内心、これでもう終わりだとほっとする部分があった。
遺品を整理しているときに、診察券を2枚発見する。美久は気になり、その病院へ行き詳細を調べたところ、ちょうど旅行していた時期に診察していたことがわかり、余命8ヶ月の膵臓癌だった。
由紀はそれを新進会のアンジー以外には話さず一人で嘘をつき続け、美久との思い出を壊し続けた。
2020/02/05 13:13

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Posted by ブクログ 2021年04月03日

プロローグの時点で由紀が変化した理由が想像出来てしまい 変化してからも所々に感じる伏線で疑問も湧かず推理する楽しみが減ったのは残念でしたが、まるでホラーの様な豹変ぶりには狂気と恐怖を感じました。

由紀が取った行動はよほどの深い愛情と覚悟ががないと可能ではないしリアリティーの面から考えても限りなく...続きを読むゼロに近いと思います。

明野さんの作品は毎回欠かさず読んでいますが、今回は何とも言えない複雑な読後感となりました。

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Posted by ブクログ 2021年05月24日

知り合いにこの著者を勧められて、初めて読んだ一冊。

早くに両親を事故で亡くし、姉妹二人きりで生きてきた。
優しく美しい由紀は、常に美久にとって自慢の姉だった。そんな姉がいよいよ付き合っている恋人と結婚することになった。祝福しながらも一抹の寂しさを覚える美久。

ある日、由紀は突然1週間くらい旅行に...続きを読む出ると言い出す。今までなんでも事前に話してきた二人なのに何故?しかも由紀は、美久だけでなく婚約者にも、旅の日程や行先を告げないまま、一人で出かけてしまった。不安な気持ちになる美久。
そして。
旅行から帰ってきた姉は、別人のようになっていた。
姉を変えてしまったものはなんなのか。
これは演技なのか、それとも今までが演技だったのか。

先がとても気になってどんどん読みたくなるのだが、異常に読み易い(文章や使われている言葉が簡単)のでストレスがない。
でも途中で分かっちゃう。タイトルもタイトルだし。
2時間ドラマにしたら、絶対に面白いはず!

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Posted by ブクログ 2019年11月11日

謎の一人旅の後、変わってしまった由紀。困惑する妹の美久と由紀の婚約者悠介。どうして由紀は変わってしまったのか…。

由紀の気持ちも分からなくもないけど、正直何もここまでの態度(暴力とか暴言とか)を取らなくてもな…と思ってしまった。最終的に美久が由紀の気持ちを汲み取って、いい感じに終わってはいるけど、...続きを読む振り回された人たちにとっては後味悪い気も…。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年03月30日

「嘘」
幸せな姉妹の生活の崩壊。


由紀は上品で穏やか、仕事も出来て容姿端麗。美久はそんな姉を誇らしく思っていた。だから姉に嫉妬することなく、2人で支え合いながら暮らしてきた。そして、まもなく由紀は結婚して幸せになる。美久はそう思っていたが、一人旅から帰ってきた由紀は、今までの由紀ではなくなっ...続きを読むた。一体なぜ彼女は変わってしまったのか。


タイトルが嘘であることから、十中八九由紀の豹変には嘘が絡んでいるだろう。明らかになった真相は、確かに嘘があり、それは美久を思ってのものだったのだが、果たして由紀の判断は正しいかったのか。美久も由紀の意図を汲む形で、人生を送っていくことになるのだが、果たして美久もこれで良かったのだろうか。


この2人の気持ちに共感出来るかどうかは分かれそうだ。個人的には、由紀の気持ちは分かるが、だからと言ってこの遣り方はとって欲しくはなかったなと。楽しい思い出があるから別れが悲しくなるのではなく、楽しい思い出があるからこそ悲しみを受け入れて、残されたものは生きていけるのではないか。


恐らく由紀は美久が自分の嘘を見抜くことを予想していたのだろうが、その嘘に気づいてしまった美久は、由紀の気持ちに応えたいとは思いながらも、それは悲しいよ、お姉ちゃんと思ったに違いない。今は良くても数年後、美久はきっと後悔してしまうのではないか。それは相手が仲が良かった、好きだった姉だからこそ、きっと。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月23日

姉の豹変に妹は翻弄されながら姉の婚約者と何故変わったのかを調べていく。妹が1人で暮らしていけるようにと頼る人を婚約者にと。。

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Posted by ブクログ 2017年06月27日

由紀が豹変した理由が知りたくて、ページをめくる手が止まらず、数時間で読み終えた。
ホラーか?とも思ったけど、結局ありがちなパターンだった。
でもあそこまで豹変する必要ある??
読後感はなんだかな、、という感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月13日

以前読んだ「廃墟のとき」がいわゆるイヤミス的な内容だったので(多分…5年も前なのでうろ覚え…)ずっと敬遠していたのですが、何となく手に取ってみました。

内容は大方予想がつく結末ではありましたが、姉の由紀が実際のところどんな理由で急に態度を変えるようになったのかは、状況証拠レベルでしかないのでややボ...続きを読むンヤリしているという印象。

確かに、美久のことが心配で万事上手く行くようにあのような行動をとったのかもしれません。ただ、いくら妹のことが(そして悠介のことが)心配でも英則と無理矢理分かれさせるようなことを由紀が実行するというのがどうにも腑に落ちないんですよね。

美久の気持ちを無視するような、また英則をないがしろにするような利己的な行動をとるような人に思えないので、この点は未だにモヤモヤしている始末。

ある意味、とても印象に残ったことは確かですが…

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