あらすじ
「君を迎えに来たんだ、アメリア」母親が病死し、養女としてバーンズ男爵家で暮らすアメリア。華やかな夜会にも出られずひとりぼっちの彼女の前に現れたのは、麗しきオルブライト伯爵家当主・ユージンだった――!
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ヒロインの変化が良かった
虐げられシリーズでは有りますがw、
お腹いっぱいの、「本人は大した事してないのに周りからチヤホヤされまくる」という展開では無くて良かったです。
優しい大人達にしっかり諭されて、自分の思いが口にできる様になり、相手の気持ちも汲める様になったヒロイン。
彼らを守りたい、幸せにしたいと心から思う様になって強くなったね。
ヒーローは実年齢はかなり上ですから、その貫禄(?)でしょうか、素晴らしい導きだったと思います。
彼も葛藤していて、彼女が無垢であればあるほど良心を痛めていました。
打算なく守りたい、愛しいと思ったこれからが楽しみです。
秘薬が完成して、敵が消えて、みんなで青空の下で笑い合えたら良いですね。
ところでロイドパパ。
何であの最悪な家に預けたの(^^;?
ワーズワースの秘薬
とにかく面白い❣️
話の流れが早くて、読みやすく、一気に読み進める。
襲撃される場面のスピード感・展開はハラハラしながらも、楽しくなっている自分がいました。
甘い展開は次巻でしょうか?
これからの展開も楽しみです。
なかなか良かった!
なかなか良かったです。
最初はどことなく弱々しい主人公のアメリアが終盤では驚く程、強い女性に変わっていきました。恋をするって、すごく人を強くさせるんですね♪
ユージンがアメリアに惹かれていくのも分かる気がします。
心理描写を描くのがとても上手な作者さんなので、2人が恋に揺れる気持ちがとても切なくてキュンときました。
ユージンの痛ましい過去やアメリアが父親と再会した場面ではホロリと泣いてしまいました。
読む価値ありな作品です。
これは。。。!
久々にどストライクな1冊でした!人間と吸血鬼という使い古されたネタでありながら、切り口がサスペンスタッチで話運びにスピード感あり、先が気になって止まりません。アメリアとユージンが互いに惹かれあっていくあたりも、もうキュンキュンしました。てゆーか、普段クールでストイックな感じのユージンが、健気に種族の壁を超えてこようとするアメリアに対して動揺しながらも色気を垂れ流しながら苦悩する、みたいなシーンが何度か出てくるのですが、ほんともう鼻息荒くなっちゃいました(笑)もう少し敵方との攻防は続くようですし、2人の恋の行方が気になります。続きが待ち遠しい!
謎を解いていく感じがいい
ただですね、引っ込み思案だったヒロインがl一転積極的になりすぎて、明らかに良くて人質、最悪殺される状況(パブ)に出て行く&許可するのは正気を疑いました。
物語を動かすためなのは重々承知ですが、初回のエンカウントでご丁寧に監視されているのを教えてもらいましたよね??
2人で小柄な人間を守ってたら、変装したターゲット連れてますって言ってるようなものでは??
バックアップがいるにせよ、加減を知らない積極性を持った人間を殺す気満々の敵から守りつつ…ってかなりの賭けだと思うのですが。
それまでの慎重さから打って変わりすぎて驚きました。
花言葉
子守歌の伝承から吸血鬼を人間に戻す薬を作るお話。伯爵の記憶喪失の場面は読んでいて切なかった。出会ったことも努力したことも恋したことも記憶がなくなる・・・普通に現実でも記憶に引っ掛かりもしなかったら悲しいし切ない。救われたのは伯爵以外の登場人物たちが人間に戻った後もヒロインに寄り添ってくれていることでした。
もう少し記憶の戻る瞬間がじっくり読みたかったのと薔薇を渡してから先を番外編で良いので読みたかったので星マイナス1とさせて星4です。