【感想・ネタバレ】猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記のレビュー

あらすじ

旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎(通称:猫太郎)。善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。同じ長屋に暮らす賑やかな面々と日々を過ごす彼のもとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な依頼が舞い込んで……。奇妙奇天烈な猫のサムライが活躍する、泣いて笑えるあやかし人情時代劇、開幕。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時代小説。
白猫姿になった武士の話。
善行を積めば人の姿に戻れるため、猫の手も借りたい人のお役に立つべく「猫の手屋」を開き、日々人間の姿に戻るために善行を積む。
猫のオサムライさんて…設定が凄すぎる。しかも、長屋の人達には人間に化け損なった猫としてあっさり受け入れられてるし。生真面目な性格で猫ではないといちいちツッコミを入れるところが可笑しい。
凄く面白い本だった。しかも歌川国芳が出て来た!びっくり嬉しい。絵を描いた御礼にアレを望むところがね。なんとも猫好きらしい。
続編出てほしいな〜。

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2015年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堅物だった武士が猫の姿になってしまって長屋で暮らしながら住人にお世話され、する中で徐々に変わっていく様子に心惹かれます。

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2016年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ひょんなことから白猫姿になってしまった宗太郎。元の人の姿に戻るため善行を積む日々を描く。そんな宗太郎と三日月長屋の店子とのやり取りは面白かった。宗太郎、もう猫のままでいいじゃないか。「世のため、人のため。ひいてはおのれのため、猫のため。猫の手屋宗太郎、″猫の手"貸します。」私にも貸してください!猫の手!

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2015年03月12日

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