【感想・ネタバレ】臣女(おみおんな)のレビュー

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ネタバレ

あなたの理想の女性になりたかっただけ。
どうして彼女がどんどん大きくなるのか
わかったときに泣きました。

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2019年01月22日

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ネタバレ

愛、その中に自己愛、エゴ、、
それが愛なのか
愛、は時々間違える
いつも、かもしれない


異様な描写にも関わらず、彼女が可愛らしく、時々そう感じる。
お互い、その異様な人生を放棄することはできた。しかし彼らは夫婦生活を選び続けた。
「頼りになる人」
主人公にとって、介護され悶えながら生き続ける彼女はきっと、人生の頼りだった。

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2023年02月28日

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ネタバレ

おもしろい。心に不満がたまると巨大化していく妻と、その妻の看病をする男の話。ずっと読みたいと思っていたもののなんとなく後回しにしていた。この作者の新刊が読みたく、その前に読んでおこうと思い、やっと読んだ。もっと早く読んでおけばよかった。作者の変態性、歪み、純真さ、すべてが好み。

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2019年01月07日

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ネタバレ

正直、これは愛の話なのか?と疑問が残った。
うーーーーーん。
前半は主人公にとって愛=色欲っていう感じ
でも後半は奈緒美への愛があったかな
何かを吹っ切った感じがした

主人公がひたすら利己的なのが目についた
自分が周りに及ぼす影響も考えず悪臭を放ち
周りに罵詈雑言を吐き
敦子を、奈緒美を、鑑賞物として見做している
奈緒美が死ねば自殺すると言いながら、
原稿のことばかり考えている

でも人間は、食べて排泄して生きていく生き物
奈緒美は巨大になっていくため
主人公は生活を営むために
そう考えると…仕方ないかなぁ
奈緒美を介護するのは二人が共に生きるためなのだとすればそれは愛だな。うん。

最後のシーンは切ない…
でも私は早く奈緒美に死んで欲しかった、読むのがしんどくて笑

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2021年07月28日

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ネタバレ

私は一体何を読んだのか…不思議な気持ち。
旦那さん、自分の不倫に対する罪滅ぼしの為に奥さんを介護していくのだ…と思いきや、人間とは呼べない姿になっていっても、それでも献身的に介護をする。
世間的には、周りの反応の方が普通なんでしょうが、そっとしといてあげて…とイライラした。
奥さんの気持ちはどうだったんだろう…不倫に対する罰で、介護させることで自分に付きっきりになってくれるので良い気味だと思っていたのか…それとも申し訳ないと思っていたのか…。身体の巨大化の原因が、前者だとしたら恐ろしい…。でも旦那さんの理想になりたかっただけなんだな、と最後に分かるのでまぁまぁスッキリ。

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2019年02月22日

Posted by ブクログ

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設定からして幸せな結末は迎えないだろうと覚悟して読み進めていったけど、孤立を極める二人が痛々しく読むのが苦しかった。

嫌味な教師が終盤あたりで、主人公を的確に分析するところや、何となく味方になってくれそうな同僚教師も、もちろんのこと誰の肩を持つこともなく…誰も助けてくれないし、主人公自体助けてもらおうと思ってない。
金銭的にも社会的にも追い詰められる、というか主人公自ら追い詰めてるような気がして「早く然るべき機関に助けを…」と何度も思った。

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2018年04月01日

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アメトークで光浦靖子が紹介していて、ちょっと面白そうだったので買ってみた!

アメトークや帯で、妻への壮絶な愛が描かれているようなことが書かれていて、この流れをどう恋愛小説としてラストへ向かっていくのかなと思いながら読んでいたのだけれど、うーん、わたしはこれを、愛とは名付けられない。もちろん、全部を愛と呼べないわけではなくって。
依存と抑圧と、絶望と。この状況を受け入れることができてしまうという彼の心は、強いのか、あるいは諦観か。

自分の愛する人が異形化した時、わたしはそれを受け入れられるだろうか。そして、自分以外に愛する人を救ってあげる人はいると思うだろうか。わたしは、前者に対しての答えは、Noで、後者に対しての答えは、Yesだと思う。でも、主人公は、答えがいずれも逆だった。それは確かに、強さであり、愛かもしれない。

お洒落なカフェでなんちゃらラテを飲みながら読んでいると、排泄のシーンなんかでそのなんちゃらラテがなんだかもうラテには見えなくなってきて、しかもその排泄のシーンはなかなかリアルで長いもんだから、よくカフェで本を読むことはおすすめしますが、この本の場合はすすめしません(笑)

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2017年12月14日

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