【感想・ネタバレ】さがしもののレビュー

あらすじ

「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。『この本が、世界に存在することに』改題。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本にまつわる短編集で、本好きには魅力的なテーマ。
読みやすい文体でサクサク読めるけど、ほとんどの章で男女の恋愛要素が絡むのが少し引っかかった。

本編ではないけど、あとがきエッセイの中の、『恋人はひとりであることがのぞましいけれど、本の場合は、三人、四人、十人と相性の合う「すごく好き」な相手を見つけても、なんの問題もない。そんな相手は増えれば増えるほど、こちらはより幸福になる。』このフレーズは個人的にすごく響いてよかった。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ミツザワ書店』と表題作の『さがしもの』が特に好きでした あとあとがきも!
思った以上に恋愛の話が多かったので、気分ではなく…だからそうではない2作が好きなのかもしれません

わたしにとっての「とくべつな本」はどれだろうと思いを馳せています

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2025年07月31日

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