あらすじ
【第9回柴田錬三郎賞受賞作】莫大な借金を背負って新しい「花ずみ」を始めた通子。夫を奪いにきた女・多衣と商売の面ではパートナーとなり、複雑な心境のまま世間の荒波に飛びこんでゆく。従業員の裏切り、痴話喧嘩の果ての殺人未遂と、数々の災難におそわれながら、通子は自らの奥に秘めていた花を咲かせてゆくが、突然の政治スキャンダルに飲みこまれ……。女の表も裏も書き尽くした傑作、怒涛のクライマックス。
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Posted by ブクログ
平凡な主婦から料亭の女将への転身とその後の成長を描く。
真似はできないが、ポジティブな考え方や行動力は応援したくなるし、読んで良かったと思えた小説だった。
読むきっかけになったテレビドラマの方は、申し訳ないが、興味が薄れてしまった。2話目以降も見ると思いますが…。
Posted by ブクログ
女将になってからの通子の人生は劇的で、数年間の出来事なのに一生分のドラマを見せられた感じの濃さでした。ヒロインの通子は元愛人の多衣とだけではなく、ずっと亡くなった姑のキクとも戦っていた。強い女性は堪能できたけど、男性陣の影が薄くて、魅力的な男性が最後まで現れないのが残念でした。女が強いと男は弱くなるんですかね……。