【感想・ネタバレ】新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)のレビュー

あらすじ

平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる……。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

光源氏亡き後の薫が主人公
優柔不断な薫
光源氏とは対照的な人物像
悩みまくる点だけは共通している
桐壺帝の八の宮(光源氏の異母弟)の二人の娘 大君と中の君。
薫は大君に恋し、中の君は匂宮の妻になる。
最後に登場するのが八の宮二人の姫の異母姉妹浮舟
この時代、大抵の女性は諦めて流されるしかない。
その中で大君は諦めず誇り高く流されない。妥協しない。
周囲からは強情に映る。
この時代では珍しい女性。

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2024年09月23日

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