【感想・ネタバレ】ファイアパンチ 8のレビュー

社内のマンガ好きな書店員が口を揃えて面白いと噂しており、前から気になっていた「ファイアパンチ」。
アメトーークのマンガ好き芸人の会で有吉弘行さんがおすすめしていたのを見て、背中を押されて読んでみました。
第一話から、食糧不足の村人に食べさせるために、妹に自分の腕を切り落とさせるという衝撃の展開で、独特の世界観に一気に引き寄せられます。その後も次から次への衝撃的な展開が続き、作品独自の世界観にどんどん引き寄せられていきます。
常に体が燃え続けていて、それでも死なない、死にたいけど死ねない、妹の分も生きなければならない、復讐もしなればならない、そんな生きざまは見ていて苦しく、こんなツラい境遇の主人公は、今まで見たことがありません。
仕事や勉強がツラい人、生きることに悩んでいる人におすすめの作品です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年11月29日

文句なしで大好き。
確かにだんだん鬱屈で難解になってくるんだけど、個人的にはものすごく仏教的な話なんじゃないかと思った。実際は違うかもしれないけどそういう解釈の幅が生まれる所も含めて好き。
すごく映像的なマンガだから理屈とか説明とかはどうでもよくて、ただ今この作品を読んでいる自分がどう感じてるかに集...続きを読む中すると楽しめるかも?

チェンソーマンを読んでても感じたけど、この人のマンガは物語の入り口と出口だけ決めて、あとは毎週各話が面白ければなんでもアリ、みたいな比類ない大胆さがあるからスゴイ。
思いついちゃったことを全部そのまま描いちゃってそれで面白いっていう、ゆでたまご的な作家性。鬼滅の刃みたいにメガヒットはしないかもしれないけど、俺はファイアパンチもチェンソーマンも大好きだよ。

4
ネタバレ購入済み

寒気がしたけど

2020年04月27日

生きようと思った

1
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月23日

振り落とされた。
なりたい自分?なるべき自分??
「サン」と「ルナ」で決着しちゃったんだね……。
そうか「アグニ」と「ユダ」はあるべき自分、他人が求める姿を演じ続けて、その名前の間はなりたい自分じゃなかったってこと……。
ずっと二人の苦しみを見てきた……。

1
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月31日

なぜ生きるのか?
どんなに苦しくても狂っても生きようとしてしまうのか?
文章では語れない、理屈が通らない、その訳を世界の混沌とアグニの生き様を通して、描ききったと思う。
物語が少々破綻していても勢いで読ませる。
作者特有のシュールなセンスも良い感じ。

1
購入済み

よかった

2021年09月17日

思ったよりハッピーな終わりでした。よかったなあ。途中の地獄に比べたら天国みたいなラストだった。読んでよかった。

0

Posted by ブクログ 2021年05月24日

太陽と月って決して同じ時の中には居ないから、最後もまた一緒にはいられなかったんだろうけど。ら
最初アダムとイブみたいな創造の話かと思ったけど違うのかな。

1巻冒頭からの人肉食べるカニバリズム、男と女というジェンダー論、人は自分が信じたいものを信じるカルト、色々な映画のオマージュ
全巻8巻で、一気読...続きを読むみできるしどうなるか分からない展開なので飽きがこなくて面白かった

0
購入済み

匿名 2020年05月27日

1巻からイッキ見しました。面白すぎて止まりませんでした。一度は読んでほしい作品です。

0

Posted by ブクログ 2018年08月20日

映画を観たような気分にさえなる読後感に包まれます。
面白かったが自分には少々難しかった。
最初は復讐をテーマにしてるのかと思いきや、後半で宗教や思い込みの力の強さを伝えたかったのかなって感じでした。
毎巻予想を超えた展開を見せてくれてとても楽しい作品でした。

1

Posted by ブクログ 2022年11月01日

誰もがきっと自分の人生を生きながらも、何かのフリをして、自分ではない誰かを演じている。
もしかしたら本当の自分は、1日のうちのほんの数時間なのかもしれない。

自分は果たして何者なのか。
他人から定義されるか、自分で決めるものなのか。

合間合間に出てくる映画の話や、映画館の画は、突然だけど必然で、...続きを読む独特だけど当たり前に存在するシーンの様で不思議だ。

わたしも死んだら映画館に行きたい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月05日

一気読みしたので8巻だけ感想投稿。
死んだら映画館っていうのがすごく好き。
でも誰にも感情移入できず、全キャラの行動に納得できなくて、終わり方がよく分からなかった。
唯一トガタがぶっ飛んでて好きだけど、出てこなくなってからは面白さ6割くらい。
作者の宗教に対する考え方が見えて、ちょっと言い過ぎじゃな...続きを読むい?と思うが、極端なところが面白いんだろうなぁ。
現実にも極端なことはたくさんあるし、そこから語られるようなものが出てくるんでしょうかね。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年02月20日

これは……どういう作品だったんだろうかと読み終わった後も受け止めきれずに居る

第一話を読んだ時は全身が燃えている男による復讐譚だと受け止めていた。だからベヘムドルグでアグニが助けたい、世界に負けたくなかったと独白した時には驚きつつもそれでこそ主人公だ!という思った。
第4~7巻のある意味迷走とも言...続きを読むえるアグニの中途半端な行動は目的を失ってしまい、他人から与えられた役割を受け入れてしまったがためのものだと理解できた
それらを経過しての最終巻は7巻ラストでアグニが抱いた想いからユダ、もしくはルナを何らかの形で救済するような話だと予想していた。それだけに復讐者としての役割に準じるようにアグニ教の信者を蹂躙しサンを殺し生まれ変わり、全てが滅んでしまう展開はあらゆる予想と理解の範疇から外れていた

アグニにとっては呪いの言葉となってしまった「生きて」から全てが始まった物語。当初はアグニの命を生きながらせ幾つかの命を救う結果に繋がったけど、一旦炎が消えてユダと生きていく中でどうしても「死ねない」事がマイナスになり再び炎を纏いどのような攻撃にもすぐに復活する姿は悪魔そのものでしか無かった
終盤に記憶の混乱すら来たし、正義も主人公も神様も復讐者であることも辞めた彼の中に残ったのは「生きたい」という想いとユダ(ルナ)の笑顔。

雪に覆われ遠からぬ滅びが待ち受け誰もが生きることが難しい世界の中で炎に包まれながらも生き続けたアグニ。あのラストにおいて「貴方のなりたい貴方になって」というユダの願いはどのように生きていたのだろうか?
もし、数年後に再び読んだらもう少しアグニの心を理解できるのだろうか、なんて思ってしまった。

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Posted by ブクログ 2018年02月11日

完結。1巻から通しての感想としては、予想の出来ない展開と深い思想にドキドキした前半に比べて後半はちょっと…な感じだったかな。時折挟んでくる真面目なシーンでの笑えるツボも減っちゃうし。行動範囲が徒歩圏内だったのに最後は地球とか宇宙規模のスケールになってびっくり

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Posted by ブクログ 2020年04月18日

復讐、宗教、国家、死生観などいろんな事を考えさせられるとてもヘビーな内容だった。読んでて気が滅入ることも多々あった。トガタのブッ飛んでるところ好きやったな。

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Posted by ブクログ 2018年02月24日

正直祈るような気持ちで読んでおりました。
上手い事着地点を探して欲しい・・そんな感覚です。
きちんと纏め上げたというか。一安心いうか・・・。
もう少しばかり説明的なエピソードがあったほうが良かったのかな・・
うーん蛇足になってしまうだろろうか・・・
<追記>
ルナとサンの対の存在なんですね・・もちっ...続きを読むと読み直して来ます。
筆者の中では、最終巻はクライマックスなんでしょうが、(だしがらみたくなって)
読み手としては、それがピークにはなってくれません!
今思い出しても、俺個人として思い出すのが「ルナとサンが結ばれるところ」です。
まぁそうなるわな…でも…良かったよな!的な。

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