あらすじ
球は魂――。広島カープの絶対的守護神寺谷和章に残されたエンジェルボールはたったの三球。自分の命と引き換えに悪魔と契約した孤高のスラッガー早野薫。日本シリーズ第七戦、土壇場九回裏、遂に二人の運命が交錯する。<愛するものすべてを幸せに>神に魅入られた男のその願いは叶うのか――。手に汗握る興奮と熱狂、家族と野球を愛した男の想いが心を揺さぶる感動の長編エンターテインメント、遂に完結! 第六回広島本大賞の小説部門大賞を受賞。
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Posted by ブクログ
寺谷和章。野球中継を聞きながら読んでいると実在してたんじゃないのかな?と思うくらいに物語にのめり込んでいきました。最後は文字が滲んでしまいました。しばらく余韻に浸りたいです。
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なんとなく予想はしていた。出来ればその道は選択してほしくなかった。でも、だからこそ、これがテラさんが好きな理由でもあるんですよね。決意を胸に最後のマウンドに向かうテラさんは、めちゃくちゃカッコよかった!そして、もさんの正体なんてサプライズも。何度も何度も感動が押し寄せる最終巻でした。こんなに素敵なテラさんに出会えて良かった!広島東洋カープ、背番号42、寺谷和章は最高のヒーローです。
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ついに完結してしまいましたが、人間くさい野球ドラマも日本シリーズをもって終焉となりました。
寺谷という圧倒的なキャラクターを中心とした人間ドラマに終盤は思わずうるうるきてしまいました。
非常に面白い内容の野球小説でした。2世の活躍に期待していですね!
Posted by ブクログ
半ば予想はしていたものの、やっぱこういうエンディングになるのですね。
家族のみならず、関わった人々それぞれに幸せを残していった主人公、かっこよすぎるぞ。
あと、ライバル君。いろいろ大変だったのだな。
よくがんばった!
Posted by ブクログ
もさんが死んだ姉なんてことは途中で分かってたけど、それでも母親との再会シーンは号泣。エピローグ、大地がカープのエースになり、かつて父親に育てられた達原とバッテリーを組んでたり、大河が超高校級の投手として160kmの速球を引っ提げ全国制覇を成し遂げたり、そこまでやるかって気もするけど、この作品には相応しいエンディング。
Posted by ブクログ
1巻から一気に4巻まで読み終えました。
野球がテーマということで手に取りましたが、内容は家族愛、それに無償の愛。
小説ならではの話ではありますが、とにかく読み始めたら止められません。
泣かせるところも多々あり、電車内での読書は注意が必要です。
Posted by ブクログ
2018/7 3冊目(2018年通算106冊目)。最終巻。日本シリーズで早野薫の「契約」をなかったことにする手法は「なるほど」と思った。天使のもさんの正体も意外な人でちょっと読んでいて驚いた。結末はちょっと悲しいけれど、これで良かったのかなと思えた。この作品、近々ひいきの劇団が舞台化するので、舞台化されたものも楽しみに見に行きたいと思う。感想はこんなところです。
Posted by ブクログ
バツイチ子持ち42歳の広島のおじさんが、カープにルーキーとして突然現れ、エンジェルボールという剛速球を投げ24年ぶりのリーグ優勝へとチームを導く。
そんなあほなという展開も野球小説、青春小説、家族ものをぎっしりちりばめながら予想外に楽しめる。現実のカープは今年25年ぶりのリーグ優勝をとげ、小説と現実がシンクロしてカープファン、広島に住むものをわくわくさせる4冊だった。
Posted by ブクログ
悪魔の契約を債務不履行で白紙に戻すには・・・
計測不能のスピードボールでバットを打ち砕くという、まぁある意味正攻法でしたね。
「愛するものすべてを幸せに それがわしの願い」というたいへんかっこ良すぎる42歳の男のお話で少し涙腺も緩みましたが、天使とか、悪魔とかあってのお話でしたね。
そういうのがない現実になると、やっぱ、野球は巨人!カープの優勝はない!(と思うよ)
(2016/1/2)
Posted by ブクログ
広島カープの絶対的守護神に君臨した寺谷和章の人生の選択を描くシリーズ第4弾かつ最終章。
彼のラストボールに魂と愛を感じた。選択するには、無情で試練。覚悟を決めた男の美しさに感動する。
『愛するものすべてを幸せに それがわしの願い』ってカッコよすぎる。有言実行した男に拍手を送りたい。そして、現実のカープの優勝も願う。