【感想・ネタバレ】エンジェルボール : 3のレビュー

あらすじ

夢のオールスター出場を果した広島カープの守護神寺谷和章は、球場に駆けつけた息子二人の目の前で圧巻の奪三振ショーを繰り広げていた。パ・リーグ8人目の打者として打席に立ったライバル早野薫は、大観衆が見守る中、再び和章を挑発するが……。“悪魔のバット”早野薫が秘める壮絶な過去、広島カープを含めた上位三チームが繰り広げる熾烈な首位争い、そして遂にエンジェルボールの秘密が明かされる! 第六回広島本大賞の小説部門大賞を受賞。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

42歳のバツイチの男が豪速球を投げる能力を得てカープの守護神となるシリーズものの第三巻。
シーズンも終盤を迎え、神の右腕寺谷のカープと悪魔のバットの早野が所属するマリーンズはそれぞれリーグ制覇、クライマックスシリーズを勝ち抜き日本シリーズで激突することに。そして明かされるエンジェルボールの秘密と悪魔のバット早野の悲しい過去。
結末がどうなるのか最終巻も目を離せなそう。

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2015年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/7 2冊目(2018年通算105冊目)。エンジェルボールの秘密を知り、チームが勝ち進むにつれ、残りの時間について思い悩む和章。ライバル早野薫の過去も明らかになり、何故活躍しても冷徹な態度をとり続けるのかよく分かった。チームの優勝、日本シリーズ進出へと話は否が応でも盛り上がるが、何とか皆がハッピーエンドになる方法はないものか?。読んでいて考えてしまう。あと1冊、どんな結末が待っているのか?。じっくりと読んでいきたいと思う。

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2018年07月03日

Posted by ブクログ

バツイチ子持ち42歳の広島のおじさんが、カープにルーキーとして突然現れ、エンジェルボールという剛速球を投げ24年ぶりのリーグ優勝へとチームを導く。
そんなあほなという展開も野球小説、青春小説、家族ものをぎっしりちりばめながら予想外に楽しめる。現実のカープは今年25年ぶりのリーグ優勝をとげ、小説と現実がシンクロしてカープファン、広島に住むものをわくわくさせる4冊だった。

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2016年10月27日

Posted by ブクログ

日本シリーズ前までの物語ですが、主人公の寺谷とライバルのロッテの早野との確執というかやり取りがたまらないですね!切ない結末に向かっていっているのが何ともいえないですが、最終巻でどのような結末が待っているのか注目して最終巻にいってみたいと思います!

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2016年03月09日

Posted by ブクログ

オールスター、リーグ優勝、クライマックスシリーズ勝利と、プロ野球の定番イベントを順調に勝ち進んでいくが、使えるエンジェルボールの数も残り僅か。

オールスターで対戦した悪魔のバットには依然対抗策がないが、彼に降りかかった残酷な運命を知ってしまったからには、悪魔の契約を断ち切る壮絶な戦いを覚悟するしかない・・・ってところでお終い。

悪魔のバット以外に打たれたのは、ジャイアンツのキャッチャー阿武隈。まぁ、これは当然、実在の阿部がモチーフになっているんだろうが、昨シーズンのあまりの不甲斐無さに、旬を逃したねぇ・・・の感。

(2016/1/1)

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2016年01月20日

Posted by ブクログ

広島カープの守護神として、神がかりな活躍でチームを優勝に導く寺谷和章。遂に天使の〈もさん〉から、エンジェルボールの秘密を打ち明けられる。
いよいよ佳境に入ってきた第3巻。和章の決断にも注目だが、「悪魔のバット」早野の壮絶な過去にかなりの衝撃を受けた。二人の命懸けの勝負の行方は、どんな結末が待っているのか?

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2015年08月24日

Posted by ブクログ

和章のライバルである早野薫の生い立ちについて書かれていて、哀しい出来事だと衝撃をうけました。

記者ではなく元妻のユイと和章が息子たちのためにももう一度やり直して欲しいなと思いながら読み終えました。

エンジェルボールを使い終わらなければ生き続けることができることがわかり、和章の最後、少しホッとしました。

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2016年11月09日

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