【感想・ネタバレ】失敗の研究 巨大組織が崩れるときのレビュー

あらすじ

理研、マクドナルド、代ゼミ、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産、化血研・・・21世紀に入って不祥事が頻発している。巨大組織が陥る6つの病--肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化。長年、経済事件を追い続けてきた記者が、20の失敗事例から組織崩壊のメカニズムを解明する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

代々木ゼミナール
 巨大ビルで浪人生中心の授業→現役重視
 全国模試→廃止
 実教室の放映→生徒が集まらない
 一方向の個人戦→高校での団体戦
  (塾は生徒同士で教え合う生徒たちの空間へ)
 
ベネッセ
 名簿ネットワーク構築→住民基本台帳法
 →住民データ書取り不可→個人データ価値上昇
 →転売で拡散、高頻度DMへの返信でデータ更新

失敗の原因
1.膨張肥満化の行き詰まり;アムウェイ
2.独裁者による考えない組織で迷宮化;そごう
3.官僚化によるなれ合い;郵政公社、道路公団
4.ムラ化による非常識;武富士、カネボウ
5.現場軽視の独善化;JR西日本、JAL
6.変化に対応できない恐竜化;GM

破壊とイノベーション
 巨大なものが崩れ、
 しなやかな強さを持ったものが生まれる。

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2017年05月21日

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