あらすじ
惑星イクリスに存在した「もう1機の」アストラ号。果たして、絶望から一行を救い出す「方舟(アーク)」となるのか…!? わずかな望みを繋ぎ、故郷への帰還を諦めないメンバーたち。そんな彼らに共通して秘められた、出生をめぐる戦慄の事実とは…!?
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今でいうところの修学旅行である「惑星キャンプ」の最中、トラブルで宇宙に放り出されてしまった9人の高校生たち。奇跡的に乗り捨てられていた宇宙船に逃げ込んだものの、食料もないし帰り道もわからない……。そんな絶体絶命のピンチの中、9人が力を合わせて困難を乗り越えていく姿に、とっても元気をもらえる作品です。
ノリがテキトーすぎる熱血漢・カナタや、天然ボケ少女・アリエスなど、どこか抜けたところのあるキャラクターたちばかりなのに、いざ仲間のピンチとなれば、それぞれの個性を生かしてビシっとキメちゃうところがかっこいい!
しかし、仲間の一人が船内の通信機が意図的に切断されていることに気がついたことから、物語は意外な方向へ。
「このメンバーの中に、俺たちを殺そうとしている奴がいるかもしれない……」
そう、ミステリー要素もあるんです。SF×ミステリー、めちゃくちゃわくわくします。
未知の惑星での心踊る冒険模様だけでなく、仲間同士の疑心暗鬼・メンバーが抱える暗い過去など、シリアスな展開もしっかり描かれているのが魅力的。読みやすいのに重厚感のあるストーリーは、このままハリウッドで映画化されてもおかしくない!?
普段SFをあまり読まないという人にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
感情タグBEST3
ハラハラする展開
このままだったらどうなっちゃうのー?!というハラハラする展開でした。キャラクターが立っていて、ラストまで読んで読み返すと泣けるシーンも出てきます。
Posted by ブクログ
新キャラも登場し佳境に入ってきた第4巻。
アニメは最初から楽しんで見ていましたが、『クローン』というキーワードが出てきてから俄然前のめりになったのを思い出します。ゾクッとした。
そしてもうひとつゾクッとしたキーワードが『地球』。
ビックリしました……本当に。
そういえば最初から、母星の名前は出ていなかった。
当然のように地球が母星だと思って見ていたので衝撃でしたね。凄い。
巻末4コマは相変わらずで可愛いです。
フニちゃんとウルガーが可愛いコンビで癒されます……ウルフニもウルルカもどっちも可愛いですウルガー罪な男ね……
Posted by ブクログ
衝撃的な展開(人工冬眠お姉さん)
衝撃的な展開(キトリーとおザックさん)
衝撃的な展開(このメンバーの共通点)
衝撃的な展開(母星)
すごい気になる引きで四巻終わった
Posted by ブクログ
冷凍睡眠、結婚、クローンと立て続けにサプライズが巻き起こる4巻。
しかし、何が何でもここでの一番の衝撃は地球。
いや、確かに言ってないけど、言ってなかったと思うけど、まじですか?
となると、ポリ姉はどこから来たのか?西暦がたまたま整合するような近いところだっただけですか?平行世界?それとも、神父スタンドのように1周した世界?
いや、目的地のミスリードだけで、ここまで先が見えなくなるとは。先が見たくなるとは。クローンの時点で、かなりの衝撃だったけども、どうなってるのこの世界?
手掛かりは、ポリ姉が秘密にしている大事件なんでしょう。その危機から逃れるための調査だったと思うんだよね、ポリ姉たちは。
さて、どうなることやら。どうなってることやら。
Posted by ブクログ
今回の巻も面白かった!
そういう事だったかぁ…
ラストのアレも前半のからくりを受けてのこと?
アリエスの天然ドジっ子ぶりは本編ではあまりなくなったけど、4コマの方で見られて楽しい。今回のも最高(笑)
Posted by ブクログ
科学の進歩はどこまで許される?
人間は自分たちのために科学を進歩させ続けてきた。
この世の不思議を解明し
難しいことを少しずつ簡単にし
無理だと思うことを可能にし
未知の世界である宇宙にも挑戦し
だんだんと不便であったことを便利にし、日々の生活を豊かにしてきた。
だいたい理想通りになったら今度は《自然の摂理》の領域に人間は歩みを進めた。
死ぬしかなかった病気の薬や治療法を開発し
妊娠が不可能と思われたカップルにも子どもをもたらすことができるようになった。
そこまでできるようになったら人間は次に何を望むのか…?
Posted by ブクログ
薄々気付いてはいたが、やはりクルー全員はクローン。
ポリーナお姉さんとの接触が、偶然なのか必然なのか。
あと、刺客が誰か、本当にいるのかわからない。