あらすじ
アインクラッド第二層のボスモンスターを、激闘の果てに倒した《ビーター》のキリトと、その暫定的パートナーである細剣使いアスナは、次なるフロアへの階段を上る。 第三層。 そこで二人を待ち構えていたのは、フロア全体を深く包み込む大森林と、初めての大型キャンペーン・クエストだった。 森の中で戦う二種族のエルフの騎士たち。そのどちらかに加勢することで、クエストは開始される。≪ベータテスト≫時は必ず相討ちになっていた二人のNPCだが、キリトたちは黒エルフの女性騎士≪キズメル≫を生き残らせることになぜか成功してしまう。ベータ時との違いに戸惑いながらも、NPCであるキズメルと交流を深める二人。 一方、他プレイヤーたちによって、ついに第三層初の≪攻略会議≫も開催される。 そしてその会議の場で、キリトとアスナは、ひとつの重大な選択を迫られる……。
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Posted by ブクログ
アインクラッド3層。森のエリア。
一番乗りしたキリトとアスナはベータテスト時代の情報を元にさっそくクエストを開始する。開始早々、クエストがベータテスト時代とは違った展開を見せ始める。
一方、3階層のクエストを達成することでギルドが結成可能となり、キバオウ・リンドはアインクラッド開放隊(ALS)、ドラゴンナイツブリゲード(DKB)を結成するが、対立が激化してゆく。
キリトのデュエルシーンが勝つと解っていてもハラハラした。
Posted by ブクログ
かっこいいキズメルが登場。
キャンペーンクエストがテーマで、同じ話が繰り返される不思議に整合性を持たせる形になってて面白い。キズメルの立ち位置が謎だよね。最初にイベント起こしたからなのかな。
モルテの不穏な動き、煽るジョー。モルテはちょっと覚えてないけど、ジョー本編にもいた気がするね。
モルテのPvPとギルドの衝突を納めて3層攻略はすごい駆け足で4層に向かうところで終了。なかなか後に引く終わり方。
Posted by ブクログ
これは、ソードアート・オンラインであってソードアート・オンラインではない。
若干、無印SAOの残滓に引き摺られそうになりますが、
完全に別の世界線。いっそ2次創作くらいの心構えで楽しむのが一番。
無印SAOの人間関係のイメージは完全にリセットして読むべし…
ってわかっててもちょっと引き摺られちゃうのはしゃーないよね…ファンとして。
さて、今回は第三層から始まるキャンペーンイベント《翡翠の秘鍵》に纏わるお話。
プログレッシブ001の時の様に短編がくっついてたりせずそのまま一冊三層のお話でした。
そして新キャラとしましては、プレイヤーではなくNPCのダークエルフキズメルが登場。
ユイより前にAIに触れる形になるお話ですね。
ここでAIのお話を掘り下げちゃうと、原作(?)との差異について言及する流れになるので割愛しますが、
AIとしての彼女を今後どう扱っていくのかって言うのも、
AI萌えの自分としては注目かつ楽しみな部分であります。
そんなことよりも!
NPCに対してもラノベ主人公スキルを発動させるキリトさんマジぱねえっす。
さすがにキズメルNPCだからそうゆう感情の動きは見られないけど、
だからこそ怒られずにラッキースケベとかマジ爆発しろって話で、
無駄にアスナのお叱りを受ければいいのに。
そしてお風呂シーンのサービスカットですが、
キズメルの肢体の美しさはおいといて、キリトさんの生っチョロさに目を奪われてしまった…。
なんであんなに華奢なんってwもうすでに病弱ボディに見えるんですがw
それにしても凄いですよね川原礫は。
読んでるだけの人間でも前のSAOにひっぱられちゃうのに、
自分が作り上げた物語を白紙に戻して書き上げてるわけですよね。
それでちゃんと面白いもん。
鍛冶屋での武器制作の話とか、
キズメルの妹の話とか、
細かい話もちゃんと手抜きせず入れてってるし、
なんかこう、やっぱりワクワクするんですよねえ…
すげーなー。ホントに100層までやるのかなコレ。
本編とは別にして、これもすげえ楽しみだな今後。