あらすじ
成南電気工科大学の「機械制御研究部」は、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、略称「機研(キケン)」=危険とおそれられていた。本書は、「キケン」な理系男子たちの、事件だらけ&爆発的熱量の青春物語である!
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Posted by ブクログ
一度、10年くらい前に読みました。
そのあと高校と大学に入学して卒業して、10年分大人になりました。
高校時代の部活、化学系で研究してたんですけど、結構過酷だと思いつつも楽しかったんですよね。
それがすごくキラキラしていて、大切に取っておきたい記憶だと思ったのは、卒業してしばらくしてからでした。そのしんどくも楽しい時間を、宝物だと思えるようになったのは、それを手放してからでした。
キケンを再読して、彼らの気持ちがすごく分かりました。がやがやしていて、自由な先輩に振り回されたりもして、でもそれを手放すと寂しくなるんですよね。
後輩たちのものになると、自分たちのものだったのに、って思うんですよね。
同じことを、高校の部活に対して思いました。
10年前、確か高校に入る前の私は、その気持ちを知りませんでした。
大学生って楽しそうだなあ、なんて、漠然とした感想を抱いていたと思います。
再読してよかった。こんなに心に響くお話だったと知ることができてよかった。
大人になるのも悪くないですね。
Posted by ブクログ
小中学生のとき死ぬほど読んだ本!
この歳になって改めて読んでもやっぱおもしろい、愛すべき機械制御研究部
彼らの青春、キケン黄金期の1年ちょっとがギュッと凝縮された物語。最終章で描かれていたこんなにもキケンを愛していたのに学祭に出向けなくなってしまった元山の気持ちが痛いほどわかる。自分にとっては大切な記憶、こんなにまだあの時を思い出せるのに、皆はもうそんなこと忘れて今を生きていたらどうしよう?っていう気持ち。
もちろん、成南のユナ・ボマーにも大魔神にも今の生活はあって、それぞれキケンでは見せなかった一面を見せているのだけれども、でもそれでも、最後の黒板にあの黄金期のメンバーが集っていたことが本当に感動的で、あぁこの人たちはいつまでたってもキケンなんだなって思わされる。
こんなにずっと楽しい!を描いてる本なのに中だるみせずに全部が面白いのがすごい。巻末の解説も、女の人だからかける解説だよな〜〜〜