【感想・ネタバレ】弱キャラ友崎くん Lv.5のレビュー

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YUM

ネタバレ 購入済み

予感的中

私が4巻の終わり方から予想してた通りとても波乱万丈な5巻だった。前半はしっかり準備パートって感じだったが、それから一変した後半から目が離せなかった。物語に惹き込まれる感覚で鳥肌がたった。やはり今回も面白いの一言

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2021年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

友崎の成長、そして努力の意味がこのような形で示されるとは。

虐めの対象となってしまった花火を守るために、花火と二人で作戦会議を始めた友崎。当たり前だけど、花火は多少人間関係は上手くいってなくても友崎ほど対人スキルが酷いというわけでもない。だから二人だけの作戦会議が早々に暗礁に乗り上げるのは仕方ない
そこに元々花火を守るために行動するみみみ、水沢、竹井、更に風香も加わってまさしくチーム友崎と呼ぶべき集団になっていき、友崎だけでは見つけられなかった花火の改善点も水沢と協議する中で見出され、竹井や風香との会話練習によって会話スキルがブラッシュアップされる。
友崎がリア充になるために培ってきた技術が花火にも教えられ、友崎の行動によって生まれた繋がりが花火を助けるための力となっていく流れは見ていて胸が熱くなるようなものだった。本当にこのチーム友崎は数々の課題をクリアすることによって成長した友崎が居なかったら成立しない集団だよなぁ。

チーム友崎が出来たことは花火だけでなく、友崎にとってもプラスに動いているのが印象的。友崎の人間関係がより明確になっていくだけでなく、一線を越えた紺野に対して第1巻の時のように啖呵を切ろうとしてしまった友崎を水沢が静かに止めたのは良い描写だった。そうだよね、あの啖呵は友崎がまだまだキモキャラとして認識されていたから成立した技で、ある程度人間関係を動かせる今の立場で啖呵を軽々と切ってしまうのは宜しくないよね

又、友崎の恋愛関係がようやく動き出しそうでワクワクしている自分が居る。水沢と風香を会わせた事でふわふわしてしまい、友崎の格好良さを知っているよとみみみから伝えられ、そして最後には水沢から日南をどう思っているのかと問われる
そろそろ次巻ではその辺りが動き出しそうな予感

一方、花火への虐めが始まってからおかしな調子になってしまった日南。「花火が変わったら、なにも意味がない」とか「私は、変わってほしくないって、思う」など花火の気持ちよりも他の何かを優先するかのような言葉は本当に日南らしくないものだった。5巻ではチーム友崎があまりにも上手く改善策を見出していくからこのまま日南はポンコツのまま終わってしまうのかと思いきや……
まさかの魔王降臨のクライマックスには怖気が走ったぞ。それまでに密かに積み上げられた布石、さりげない発言、仕草によってあっという間に「空気」をひっくり返し紺野へ致命的な悪意のナイフを突きつけた日南の手腕には驚かされる。特に一度友崎に注意されたのに、それでも尚ナイフを突きつけた日南の悪意には背筋が凍りそうだった。
だからこそ、その悪意によって「空気」が確定した空間をお茶目な言葉も添えて一喝した花火の胆力には感動のような驚きの気持ちを抱いてしまった。花火の成長はこの時のためだったのかと。
第5巻は終盤へ向けての展開があまりに美しすぎて本当に感動できる内容だった

問題が一段落し、日南の恐ろしさが改めて提示された5巻。次の巻では日南が抱えている事情に切り込んでいく内容になるのだろうか?

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2018年08月20日

ネタバレ 購入済み

気持ちよかった

前巻からの続きの話からで、紺野のいやがらせにはとてもいい気分とは言えない気持ちだった。そんな状況の中、たまちゃんは友達のみんみを助けたい一心で自分を変えることを決意することにとても感動した。最終的には自分を変えつつもその芯にあるものは変わらずたまちゃんらしさが強く残っていて、とてもいい終わり方だった。次巻からがとても楽しみ。

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2020年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たまちゃんいじめ問題後編。
スクールカースト、集団心理に、かなり切れ込んだ本巻。
「お仕事もの」に流れていった「俺ガイル」と明らかに違う個性が際立ってきた。

ただ、ラストの日南の答え合わせがないのが物足りない。
概ね友崎くんの推測通りだとしても。
日南が時間をかけて本来目指していたはずのトゥルーエンドはどんなものだったのか?
本件で方向性を違えたふたりの和解が欲しかった。

友崎くんは劣化版日南トレーニングではあるものの、たまちゃんを全力で支援する。心根は非常によい奴。
思慮深く尊敬し合える友人となってきた水沢と、深い洞察力と自分への評価が一段と上がった菊池さん(周囲からはもう彼女だと思われている)、もう弱キャラではないよな。

この主人公のキャラ変化は、気持ちよさでもあるが、今後の展開の閉塞にもつながりかねない。←俺ガイル

1巻カラー口絵でヒロインたちが一気に紹介されていたのを思い出す。また「目指せハーレム」かと思ったが、それぞれ各巻でメインキャラの役割を与えている。
初期構想としてはかなり丁寧なのではと思われた。
こちらも、今後、新キャラがわらわら出てくると、微妙な気持ちになる。

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2019年03月01日

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