あらすじ
恵比寿の繁華街の片隅にたたずむ、巷で噂の日本酒バー「四季-Shiki-」。暖簾をくぐれば、和服の女店主と若いがやり手の青年が、お客さんごとの好みに合わせた心尽くしの料理と美味しいお酒で出迎えてくれる。だけど近頃はお客が遠のき気味。店を覗けば、閑古鳥が鳴いている始末。どうやら近くに、おしゃれなライバル店が出来たようで――。『本醸造酒 蒼田』『上善如水スパークリング』『仙介 純米大吟醸』『譲し人九平次 山田錦 EAU DU DESIR』といった実在するお酒が多数登場! 読んだら飲みたくなる、日本酒&料理レビューも収録!
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Posted by ブクログ
四季シリーズ2弾
というよりは、最終巻だろうか。
今回は近辺にライバル店ができたり、冴蔵の元カノが現れたりとなかなかの波乱尽くし。
冴蔵と楓さんと常連や二人関わってきた人々との絆が肝心となる熱い展開がよかった。
楓さんとあの人とのやりとりを見て、改めて『冴蔵ちゃん』が愛されているんだなと思ったし、仕事にもお客さんにも誠実な冴蔵は社会人としてもかっこいい思う。
あのラストは納得だけどまあ続編できる感じではないだろうから最初に言った通り最終巻だと思われる。
本当はもう少しこの二人のふんわりしたやりとりみていたかったりする。
日本酒も料理も美味しそうだったし。だし巻きたまごとアヒージョ食べてみたい。
マリアージュ
美味しい日本酒あればよかった。
それが、その日本酒にあう料理があるともっといいという贅沢にかわってきた。
もしくは、食べたい料理にあう美味しい日本酒かあるともっといい、という風に。
第一弾を最初に読んだ時はほとんど経験しなかったマリアージュ。
日本酒が食中酒というのも、最近は実感できる。
四季のような正直なお店が、たくさんできるといいですね。
冴蔵さん・楓さんのマリアージュに乾杯!